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辛かった経験こそ、記憶に残す

高校受験だった息子。

今日、無事に内定を頂き、ホッとしています(^ー^)✨

でも、周りには、決まってない子もいるので、
控えめにお祝いしました。

息子にとって、人生初の受験。

三年生になり、部活を引退してからの塾通い。

それまでは、
『受験』には興味はなく、
部活や遊びを楽しみました。

周りに比べたら、スタートは遅かったと思います。

最初の模試では、偏差値45。

とくに勉強を頑張ってたわけではないのに、

入りたい部活もそこそこ強くて、進学先もそこそこで…なんて基準で

目指す高校を選んだ彼。

その高校は、当初の彼の偏差値からしたら、ほど遠いものでした。

『もう少し入りやすい高校にしたら?』

『高望みし過ぎじゃない?』

そう何度も言いましたが、決して譲らなかった彼。

その後、彼は必死で目指す高校に向かいました。

週3日の塾通い。

夜遅くまでの勉強。

模試で思うような成果が出なくて、不安になったこともあるでしょう。

入試前には、毎日塾で自習。

いつの頃からか、彼のlineのステータスメッセージには、

『しばらくline見ません』

入試直前には、
彼のスマホの画面には、

『スマホ開けるな 落ちるぞ 勉強しろ』

彼の部屋のボードには

『闘わなければ、負けることもできない』

のメモ。

最終的に、彼の偏差値は最大で60になりました。

6月からの半年で15も偏差値を上げることができたのです!

人って、変わろうとすれば、変われるんだなあ!

そう思った。

15歳。

たった15歳。

受験…

すごく辛かったのだろうと思います。
  

たまに部屋を開ければ、
電気を付けたまま、机で寝ていたりすることもありました。   

肩こりがツラいから、湿布が欲しいと言ったこともありました。

疲れきって、食べる量が減ったこともありました。

入試直前は、
精神的にも、体力的にも、

限界だったと思います。

でも、本気で闘った。

自分を信じて、闘った。

入試後の自己採点があまりよくなくて、

『落ちるかも。でも、やっぱりどうしても行きたい高校だから、
後期も同じ高校にチャレンジしたい。後期で落ちたら諦めるが、私立になる。金銭的にどうなの?』

そう聞かれた時は、

『ダメ』と言えなかった。

もう、彼を信じるほかなくて、
彼の人生だから、彼に任せることにしつつ、

神に祈るしかなかった発表までの数日間。

万が一の場合、どう声かけるか?

そればかり考えていた親。

受験って、勉強してるのは子どもだけど、
『親子で受験している』のだなあ❗

そう思いましたよ。

こうして、晴れて『内定』を頂いたわけですが。

おめでとう❗と伝えた後に、私は彼にこう言いました。

『今日までの辛かったこと、悔しかったこと、不安だったことこそ、記憶にメモしておいて。
これから、大学受験だったり、部活でうまくいかないことがあった時、絶対に役に立つから。
自分はどんなツラいことも、乗り越えられる。
そう信じられるツールになるから、絶対に忘れないで』

これから先も、彼には、

彼らしく、

自分が納得できる選択をしていって欲しいものです。 

受験…

親子で勉強になりました。

感謝ですね✨

後期が残っている受験生の皆さん、
あと少しです。

自分を信じて、頑張ってください!!

ツラい経験こそ、生涯の糧になります。
ツラい経験があるから、人間的に成長できるんです。

今目の前にあるものが全てではないのかもしれません。

ご縁がある場所に行けるので、
どうか、どうか、今は諦めないで前へ‼