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ストレンジカメレオン #thepillows #音楽

自己肯定感がどん底に低かったときに知ったのがthe pillowsだ。そして苦しみながら聞いたのが『ストレンジカメレオン』。    
pillowsの曲のなかでも特別だ。

自分が大嫌いで大嫌いで仕方なくて、もうどうしたらいいのかわからなくて、受け入れられなくて、プライドだけ高くて、そんな時期によく聞いていた。

君といるのが好きで
あとはほとんど嫌いで
まわりの色に馴染まない
出来損ないのカメレオン
優しい歌を唄いたい
拍手は一人分でいいのさ
それは君の事だよ

歌詞のここの部分が特に好きで、お風呂の中で小さくひとり、歌っていた。
自分のことを出来損ないのカメレオンと思い込みながら学校へ行き、授業を受け、また帰る日々。周りはとても楽しそうで、でもなんで自分はこんなんなんだろうって、今考えれば頑張れよと思うし、どうでもいい悩みなのかもしれないけれど、当時の自分はやり場がなくて、自意識過剰で、恥ずかしいですなあ、思い出すだけで。

この曲が救いだったし、今でも大好きな曲だけど、なんでかなあ、当時ほど聞いていない気がする。この曲に頼らなくても、大丈夫って、生きていくうちにすこしずつ思えるようになったのかなあ。それは喜ぶことでいいことでもあるけれど、その代わりどこかに何かを捨ててきたような気もする。

今はこの部分が特に好きだ。

抱き合わせなんだろう、孤独と自由はいつも


ありがとうございます。文章書きつづけます。