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良い写真、の定義とは ~自分を知る~

一眼レフを買った、写真を撮り始めてからしばらくたつ。
もう初心者ではないかと思うが、でも上級者とまでは…

そんな7~8年前の自分への、メッセージ。

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"良い写真"という一言には、実に幅広い要素が含まれている。

なぜなら"良い"とは感覚的・心情的なものであり、
人の個性の幅だけ存在するからだ。
わたしにとって良い写真が、あなたにとって良い写真とは限らない。

だから「どうすれば良い写真が撮れますか?」
という質問程に難しいものはないと思っている。

漠然としすぎているのだ。


もちろん、一般的な回答はある。
基礎的な写真の技術を伝えればいいのかもしれない。

構図が印象的な写真、決定的瞬間を切り取った写真、
光や色合いが美しい写真、etc...。
良しとされやすい要素を伝えればいいのかもしれない。


でも、それはあなたにとっての答じゃない。

あなたが何を良しとして、何を美しいと感じて、何に心震わせるのか。
どんな写真を撮りたいと思っているのか。

それがあってこそ、知識が生きてくる。

とは言っても、誰もが自分の"良い"を知っているわけではない。
自分で自分のことがわからない、よくあることだ。

そういう時には、"なんとなく"を打破する為に。
"撮る"よりも、"見る"を徹底してみるといいかもしれない。

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