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一度きりの人生に「選択」と「集中」の考えが重要
人生は有限です。人間に1日に与えられた時間は全員平等に24時間になります。
与えられた時間をどのようにデザインしていくかによって、一人一人の人生の内容は大きく変わっていきます。
将来の目標達成に不必要なことは、思い切って切り捨てて、必要なことをしっかり学ぶ姿勢が重要だと考えます。
これが「選択」と「集中」という考え方です。
具体的にどのように行っていけばいいのか、僕が行っていることを踏まえて、記述していこうと思います。
●1.自分の「生まれ持った得意分野」を把握する
昔のポケモンなどをやったことがある人には馴染みがあるかもしれません(最近のポケモンはプレイしていないため分かりません…)。
各キャラクターには、攻撃・防御などの各パラメータにおいて、特定の分野が成長しやすいという個性のようなものが決められていました。
その個性を踏まえて、どの分野を優先して成長させていくかを、プレーヤーが考えて決めていくようなシステムが、昔のゲームにはありました。
人間でも全く同じ考えが適応されると考えられます。
勉強が元々得意な人は、それを活かすような形で能力を伸ばしていきながら、プラスアルファとして他の能力を成長させていく。具体的にどの能力を伸ばすべきかは、今後の目標や好みにより、人それぞれとなります。
コミュニケーションが得意な人は、その能力を伸ばしつつも、語彙力や他言語を習得してみる…といった形ですね。
●2.自分の時間という「資源」を、どのように「投資」していくか、作戦を立てる
①で把握した得意分野を、活かせるような世界で戦うほうが、他との優位性を保った状態で進んでいけるため、精神的にも余裕が出てきます。
しかし、ここで一つ問題点が生じることがあります。
「得意」と「好き」が両立しない場合です。
例えば、生まれ持って足が速く、トレーニングすれば高校日本一になれるような資質を持っている少年がいたとしましょう。しかし、その彼はテニスが大好きで、どうしてもテニスに打ち込みたいという意志が強い。結局、テニスという競技をやり続けることを選択し、自慢の脚力を活かし、粘り強いプレーをできるようになり、なんとか全国大会に出るレベルの選手となった。
このような例に対して、予想される意見は2つです。
①好きだったテニスで全国大会まで出れたのだから素晴らしい
②陸上をやっていたとすれば日本一をとれたかもしれないのに勿体ない
どのように皆様は考えますか?
どちらが正しいかは千差万別で、答えはありません。
「人生という有限の時間をどのように使えば、最も後悔が少ないのか」
非常に難しい問いであり、正直なところ、悩んだところで答えが出るわけではありません…
最も大切なことは、精一杯悩み、自分自身が後悔しないような「選択」をし、そこに対して労力を「集中」すること。それだけです。
●3.「全く見当違いな努力」をしていないか常に自問する
①②の順に物事を考えて、自分が決めた道を邁進していきます。
しかし、必死に努力しているときは、ついつい視野が狭くなりがちです。自分の目の前しか見えていないことが往々にしてあります。
時折、歩みを止めて、自分の現状を俯瞰する時間を設けると良いでしょう。
・今進んでいる道は、しっかりと自分の目標までつながっているのか
・その道を進むことに、自分の精神や身体は耐えられているか
「ただ頑張ればいい」で終わらずに、効率よく自分の人生を送るためにも、現在の努力が無駄になっていないか、定期的に確認しましょう。
昔ながらの考え方を持っている上司の方々は「がむしゃらに頑張れば道は開ける」と言う場合があります。しかし僕は必ずしも賛同はできません。
その人は、我武者羅にやっていただけで、たまたま現在の地位まで上りつめることができたのです。その現状に納得できているだけです。全ては偶然の賜物です。
その人の足元には、我武者羅に頑張ったが上手いこと成功できなかった人達が無数にいるのです。精神や身体を壊してしまい、人生において多大な損失を被った人達もきっといるでしょう。
●まとめ:人生にも投資の観点を活用する。損しない立ち回りを常に行っていれば、必ず目標地点に達することができる
①②③のサイクルを回し続けていれば、気づいたときにはとんでもない場所まで歩みを進められているでしょう。
僕はそう信じて、確実な方法で人生を進めているつもりです。
決して、復旧不可能なほどの大損(うつ、不摂生による罹病…etc)をしないように立ち回っていく所存です。
だれかの人生のお役に立てれば幸いです。
お読みいただきありがとうございました。
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