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【精神崩壊】血迷った私はイタい色気オンナになりかけた

記憶から抹消されていたイタい過去。
今朝見た夢で急に記憶が蘇ってきて、恥ずかしいと思うと同時に、滑稽な自分をnoteに晒してみようと思った。


定期的にやってくる夫への嫌悪感の波。
昨夜は夫への嫌悪感が止まらなくて、離婚しかないという思考が頭を支配していた。
普段蓋をしている感情が一気に溢れ出て、
今すぐここから逃げ出したくなった。
あるいは、夫が出ていってくれたら良いのにと思っていた。

そんな感情のまま、精神安定剤を飲んで眠りについた。
そして夢を見た。
夫が複数の女性と楽しそうに話している。
女達が笑いながら次々とこう言う。
「あのとき私たちエッチしたよねー」
「私ともしたよねー」

夫と女の笑い声が渦のように大きく鳴り響いて、目が覚めた。


その夢で蘇ってきた記憶は、夫の裏切りを知って精神的に一番ヤバかったときの自分だった。

私は基本的に色気とは無縁の女だ。
貧相な体つき、幸薄な顔つき。
肌が弱くて基本的にはずっとノーメイクで過ごしてきたため、この歳になって化粧の仕方さえ知らない。

他人との間に壁を作るタイプで、職場でも黙々と作業をし、
意見を求められたら淡々と答える。
そういうところが謎めいて人を惹きつけることもあるようで、
私に興味を持ってくれる人もいる。
でも所謂『女性性』で人を惹きつけることはない。
若い頃は上司に「可愛げが無い」と言われたこともある。


そんな私が、夫の裏切りを知って
自分も性的に見られたいという感情が衝動的に溢れてきたのだ。

夫とは当時セックスレスの定義に当てはまる状態だった。
夫は私を可愛がっていたが、性的な欲求を他に求めたという事実は、
自分が性的対象ではないのだという強いショックを与えた。

血迷った私はセクシーな下着を買い
YouTubeでおすすめされていたコスメを買い
深いスリットの入ったタイトスカートで職場に向かい
男性社員に話しかけられたら笑顔を振りまいて対応していたのだ。

塗り絵のような下手なメイクで笑いかける私はまるでオバケ。
「私、サレたんです」
とアピールしているようなものだ。
さぞ滑稽だったことだろう。


演技性パーソナリティ障害。
当時の私はこれに当てはまるのかもしれない。


幸にも早い時点で
「私なにやってるんだろう。バカみたい」
と思えたので、醜態を晒す期間は短く済んだ。


メンタルは人を支配し、すっかり変えてしまうものだということを実感した恐怖体験とも言える記憶。
また抹消したい。
皆様も、メンタルケアを大事に。



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