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アドラー心理学の“目的論”が正論で苦しくなった話。

個人の感想です。
たぶん、この前読んだアドラーの本が私に合ってなかっただけか、もしくは私の解釈が間違っているのかも。

今回は(今のわたしには)上手くいかなかったアドラー心理学のお話。

アドラー心理学には目的論という考え方がある。

目的論とは
人は「目的」ありきで行動していて、
「原因」は後づけで作り出している。

という考え方。

その逆の考え方が原因論。

原因論とは
過去の「原因」が、現在の自分の行動に影響を及ぼしている。
〇〇があったから△△してしまった。

という考え方。

例えば、原因論で

大事な服にジュースをこぼされたから(原因)
カッとなって声を荒げてしまった。

これが原因論なのに対して、
目的論は

声を荒げて相手を困らせ思い通りにさせるために(目的)、大事な服にジュースをこぼされたことを利用して怒りという感情を後づけで作り出した。
その証拠に、その時もし宅配便が届いたらコロッと普通の態度で話していたのでは?
だから、あなたは本当に怒っていたのでなく、
相手を思い通りにしたいために怒りの感情を作り出したのだ。

という考え方だ。
(内容は変えたけどこんな感じの例文でした)

ちなみに私は怒って声を荒げたときにこんなん言われたらムカつく自信がある。笑

おとといnoteに書いた記事、
私はがんばれない理由を探している。」は 
実はこの読んだ本の目的論、原因論を今の自分に当てはめてみたのです。

今の私の行動は原因論になっているかも。
もし目的論で考えるなら、私はどうするためにどんな感情をわざと作りだしたといえるのか。

そこからスタートしました。

その記事はポンコツゆるみを出し過ぎて
記事抹消したいんだけど、例にあげてみる。笑

頑張ろうと思うと息苦しくなる。
介護もバセドウも辛いし疲れるし超ストレス。
だから仕事なんて頑張れない。
頑張りたいのに、頑張れない。

私はこれを原因論と仮定してみた。

そしてこれを目的論にすると?を考えたとき、

ストレス感じてるのも嘘じゃないけど、
「がんばれない」を選択するために
介護や病気を持ち出して、しんどい・辛い
という感情のカードを出した

なのかなって思ったの。

そして、

結論。
私はストレスを感じる仕事をやらずに済むように
がんばれない正当な感情を作ろうとしている

こんな感じに、
「原因があって頑張れない」原因論から
「なんのためにその感情を利用したのか?」という目的論で考えてみて、この結論にしてみたの。

その結果、、
正直、自分で書いていて

頭の中で
「わたしポンコツ過ぎない?」
「わたしなんて価値がないわ」
「そもそも私は営業に向いてないよね?」
「私のような考えの人が会社にいたら迷惑だ」
「わたしは必要がない」
「だから、もう辞めよう」

みたいな、ネガティブなセルフトークが頭を支配してしまった。

自己肯定感だだ下がり。笑

違うんだよ、私は元々アドラー心理学の
「勇気づけの心理学」という考え方に惹かれたから本を読んだの。

出した結論も間違いではないかもだけど、
なんか違う気がするの。

だってめちゃくちゃやる気なくしたもん。笑
図星だったからとかじゃないんだよね、
なんか違う気がするの。

その本には、
「それに気付いたら変わろうと思うことが大事」と書いてあったけど、
人は正論だけでは前を向けないと思うの。

病気の辛さ、家族の介護における感情を、
ストレスかかる仕事を頑張れない原因にしたし、
やりたくない言い訳に利用したのかもしれない。

でも、ほんとに息苦しいんだもん。
今の私には、言い訳に気付いても、病気と介護のストレスと仕事を切り離して考えられないんだもん。変わろうと思えないんだもん。。

今はね。
(あえてこう一言加えるの大事だと思ってる。
 これだけで、いつか変わろうと思える可能性を感じるから。)

________________

お読みくださりありがとうございます。

アドラーの目的論を批判してるみたいな記事になっちゃったかなぁ。ごめんなさい。

わたしが上手く応用できなかっただけで
勇気づけのアドラー心理学がめちゃくちゃ気になるし、ちゃんと理解できたら気持ちが軽くなって楽に生きられる気がする。

だから、また別のアドラー心理学の本を読んでみたいと思います。
それで、いつか今回の本や記事を読み直して、
こう考えればよかったんだなって思えるようにしたい。

次はポジティブな勇気づけを自分にできるようもっと学んでいきます。

また次回のアドラーリベンジに乞うご期待(^^)

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