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和を感じる小江戸ビール『コエドブルワリー/時鐘江戸俤』

こんばんは。旅とビールが好きで、日本各地のビールを取り寄せたり、現地で飲んだりして、個人的主観で勝手にレビューしています。

■『コエドブルワリー/時鐘江戸俤』

今回、紹介するビールは『コエドブルワリー/時鐘江戸俤(ときのかね えどのおもかげ)』です。

スタイルはIPA。でもそれにしてはIPAの特徴的な苦みや香りは控えめ。華やかな香りが広がるというよりは、香木が奥ゆかしく漂う感じ……(嗅いだことないけど)。

原料には麦芽とホップの基本原料の他に、米麹と柚子皮(埼玉県越生町産)。なるほど、この慣れ親しんだコクや風味は米麹か……。甘酒や日本酒のような雰囲気を感じたのもなんとなく納得。

商品説明を見ると、ホップを4種類使っているらしいけど、それらよりも表記が前ってことは、相当な量の米麹が使われているのかな。柚子皮の香りもかすかに凛と感じます。苦みがありボディもあるので、満足感のある一杯でした。

■川越・コエドブルワリー

埼玉県の人気観光スポット「小江戸・川越」に本拠地を置く、コエドブルワリー。首都圏のスーパーやコンビニでは取扱いがあることから、比較的なじみのあるブランドですよね。

1996年、地元で獲れたさつま芋を用いて第一作を制作(現:紅赤-Beniaka-)し、今日に至るまでたくさんのクラフトビールを開発されてきたそうです。

1994年にビール醸造の規制緩和がされたので、結構な老舗ブランドなんですね。

コエドブルワリーのビールは、紹介した通り首都圏のスーパーやコンビニで購入できるほか、直営?のレストラン「COEDOBREWERY THE RESTAURANT」では、全ての製品を樽生で味わえるとのこと。料理にも地元の食材がふんだんに使われているそうです。

サイトを見ると、母体の協同商事さんは川越の農業に深く関わってきた歴史があるとのことなので、そんな背景から地元への愛やこだわりが深いんでしょうね。素敵です。

地元の食材や文化をリスペクトして生まれてきた老舗ブランド、コエドブルワリーをぜひチェック!


素晴らしいビールライフを! 

Tsuchinoco



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