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本に救われたから司書を目指した

悩んだり辛い時に、まるで天が見計らったかのように、ベストタイミングで私にどんぴしゃの本と巡り会うことができる。

今回は「鎌倉うずまき案内所」という本に出会い、救われた。

簡単なあらすじは、人生の迷子になっている登場人物が摩訶不思議な案内所へ迷い込み、悩みに対するラッキーアイテムを知り、少しづつ元気になったり新しい一歩を踏み出したり、自分を受け入れていく、そんな優しくて心温まるストーリー。


私が救われたの言葉をいくつか抜粋 ✂️✂️✂️

「本当の幸せは、人から選ばれることじゃなく、私が私を愛することの中にあるのだ」

これはもう本当にその通りで、分かってはいても、たまに忘れて苦しくなっちゃうことあるから、改めてハッと気付かせてくれた。

幸せを他人に委ねちゃいけない。たまに他人軸になるから、苦しくなっちゃう。他人と比較して、選ばれよう、好かれよう、愛されようと苦しくなっちゃう。


「結婚ってゴールでもスタートでもなかったんだ。私が生涯かけて経験するプロセスのひとつ」

これ。私はこの「結婚」という言葉に「就職」を当てはめたら、すごくしっくりきた。

企業から内定得ることがゴールになってしまいがちになっちゃう。でも、就職しても私の人生って続く。だから、より良い人生を送るためのプロセスの一つが「就職」って考えることがきっと大切になんだと思う。


「私は本気で、この本は私に向けて書かれた本だと思ったのだ」

すっっごく分かる!!私も、何度かこの経験している。

本当に死にたくて辛かったときに出会った本に救われて、「この本は私が読むべくして生まれた本だ」って思ったし、

就活に悩んでいるときに出会った本も「この本は私に書かれた本だ!」って思った(笑)


小さい頃からずっと本に救われてきた。

だからこそ、この話の女主人公(梢ちゃん)のセリフにすごく共感して↓

「十代の子たちに何か教えたり導いたりはできないけど、本のよろこびなら伝えられるかもしれないって思って、私は司書教諭を目指したのだ。本だけが友達だった少女時代の自分を救いたかったのかもしれない」

とある本をきっかけに、私はいつか司書になりたいって思って、ちょうど大学で司書の勉強もしている。

でも、この本でもまた「司書」という単語が出てきて、ますます司書になって多くの人に本を届けたいって思った。


そして女主人公(梢ちゃん)に対する恋人の発言が素敵↓

「本を触るときの手がね。すごく優しくて。本当に本が好きなんだなって思った。生徒に本を渡すときの手がまた。いとおしそうで。伝えたいっていう気持ちがにじみでてて。それで好きになったんだ」


私もそんな風に思われる人になりたい🙈




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