群れたい人はテレワークできない
今日はこの記事を読んで
できない、と題したが、どちらかと言うと「苦手」なのだ。
オジサンたちが入社した平成以前の社員教育では、「何かする前に、先輩や上司に相談しろ」「スタンドプレーは良くない」「周りの社員と足並み揃えて」「分からなければすぐに聞く」「上司からのお誘いは断るな」と言われてきた。
特段オジサンたちが群れたがっているわけでは無く、それまで是としてきたことに則り若手に接している、いや接しようとしているのだ。
コロナ以前であれば、そこまで拒否られることもなく、ランチくらいはお付き合いしていた若手もいるだろう。
しかし今回のコロナ禍でテレワークが導入され、一気にオジサンとの距離が開いた。
そうすると、それまでのシガラミから解放されて、余計なお付き合いも無く、自分の気の合う仲間だけの交流で済むようになった。
若者にしてみれば、快適なテレワークだろう。
しかし、オジサンたちにとっては、直接会ってでのコミュニケーション以外はとにかく苦手で、どう接して良いかも分からないままのテレワーク生活を送っていた。
それが、緊急事態宣言解除となれば、これ幸いと一斉に出社命令を出す。
みんなと会えることが嬉しいのだ。
夏休み明けの小学生のように。
そして直接話して、偉ぶり、会食や飲み会をしたいのだ。
この辺が前時代的で、若者から敬遠されるとこなのだが…
ぜひそんなオジサンにならないように若者のうちから意識してほしい。
「身分や立場の上下以前に、人と人とのコミュニケーション」を。
…と、「オジサン」が書いてみました。
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