ゆるワーク・トーキョー

無理しなくていい、頑張らなくてもいい、テレワーク。「ゆるワーク」を推奨。月々5,000…

ゆるワーク・トーキョー

無理しなくていい、頑張らなくてもいい、テレワーク。「ゆるワーク」を推奨。月々5,000円のパソコンサポート。

マガジン

  • #日本人のテレワーク

    コロナ禍に見舞われた日本。慌てて導入されたテレワークと言うシステム。理想と現実のギャップに苛まれたがなんとか乗り切った。しかし、コロナ禍が収束に向かうにつれ、テレワークを解除する企業が増えた。我々はこのコロナ禍が始まった時に「ムリしないテレワーク=ゆるワーク」を提唱してきた。しかし、微力であったため全くと言って良いほど普及できなかった。その反省も込め、改めてこのコロナ禍のテレワークの状況を分析して、再度日本人向けのテレワークとは何かを再検証してみたい。原則週末(土日)連載予定。

  • テレワーク

    テレワーク、リモートワークに関する「気になったこと」「気がついたこと」「チョットしたコツ」を掲載しています。テレワーク生活を快適に過ごすヒントになれば。

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#自己紹介

皆さま初めまして。 テレワークドットトーキョー代表の 石崎元浩です。 テレワーク歴25年のITコンサルタントです。 今まで、SNSなどでの情報発信を行ってきませんでしたが 遅ればせながらブログを開設いたします。 コロナ禍の中、今までの経験が皆様のお役に立てれば幸いです。 【略歴】 1967年生まれ。東京都新宿区生まれ世田谷育ち。 ソニー(株)でウォークマンの設計に携わる。 その後(株)荏原総合研究所においてCADの開発研究に参画。 平成8年(1996年)に

    • 日本人のテレワーク 〜勤勉な日本人(中編)

      企業での立場が上になればなるほどより勤勉になる。 砕けて言ってしまうと「失敗ができなくなってしまう」からだ。 ケアレスミスであっても自らの立場が揺らぐ。 ましてや、部下の失敗の責任も重くのしかかる。 加えて、企業のトラブルに巻き込まれて仕舞えば、従業員の命運ですらその責任の上にあるのだ。 必然的に「冒険はしたくない」「できるだけ波風立てずに」「部下は目の届くところに」となってしまう。 テレワークとは真逆の発想だ。 しかし、真面目で勤勉な日本人の心意気でもある。

      • 日本人のテレワーク 〜勤勉な日本人(前編)

        何をおいても日本人は勤勉である。 子供の頃からの教育の賜物だろう。 規則を守り、節度を保ち、勉学に勤しむ。 20世紀の教育…昭和の教育だったのかもしれないが、そのDNAは21世紀、令和の世まで連綿としている。 人のことを蹴落とすこともあるだろう。 嫉妬や羨望もあるだろう。 苦辱に耐えなければならない場合もある。 侮蔑され、蔑まされても耐え忍ぶ。 また逆に、功績があってもそれを誇らず、喜びをうちに秘める。 喜びを表現することがどちらかと言えば苦手で、内弁慶にな

        • ご心配をおかけしました

          大変ご心配をおかけしました。ゆるワークドットトーキョーの石崎です。 このたび長期のお休みし誠に申し訳ございませんでした。 ことの顛末についてはこちらをご覧下さい。 これからは毎日更新は難しくなりますが、今まで以上にがんばりますので応援よろしくお願いします。 ゆるワークドットトーキョー 代表 石崎元浩

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        • #日本人のテレワーク
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        記事

          休載のお知らせ

          日頃よりゆるワーク・ドット・トーキョーの活動にご理解いただきありがとうございます。 突然連載が止まり、ご心配おかけしております。 筆者急病により、しばらくお休みをさせていただきます。 お知らせが遅くなり大変申し訳ございません。 元気になってまた皆様にコラムをお届け出来ますよう 療養に励んでおりますので、今しばらくお待ちいただければと思います。 またこちらでお会いできる日を楽しみにしております。 ゆるワーク・ドット・トーキョー スタッフ

          テレワークの現状認識(東京都)

          東京都がこんな発表をした。 都内の従業員30人以上の企業の55.4%がテレワークを実施していると。 ただし、週1、2日の企業が半分以上だが。 みなさんはどう思われるか? 通勤時間の交通機関を見てもそんなに人流が減っている感じはしないのでは無いだろうか。 しかも、アンケートを実施するたびに、テレワーク率が下がっているようだ。 やはり、緊急事態宣言が解除されてから同調する様にテレワークも解除されているのであろう。 この資料は東京都のものだが、それ以外の地域ではさらに

          テレワークの現状認識(東京都)

          何度でも言います。「テレワークを解除するな」と

          コロナの影響が下火になりつつあり、世の中ホッとし始めた。 そうなると、決まって企業の偉い人たちは「テレワーク解除。出社しろ」となる。 もうすでに、そうなっている企業もあるだろう。 何度も言っているが、テレワークとは働くシステムであって、そう簡単に開始したり終了させる仕組みでは無い。 なぜ簡単にそのようなことができる企業が多いかと言うと、今回導入したテレワークが、ただ上っ面の体裁を整えた『エセテレワーク』だったということだ。 「リモートだとコミュニケーションが取れない

          何度でも言います。「テレワークを解除するな」と

          テレワーク導入は一律にはできない

          今日はこの記事を読んで この記事に対して、ネット上では否定的意見が多いが、文字の裏側を読むと少しニュアンスが変わってくる。 7割減を見直すと言うと「即テレワーク解除、出社せよ」と取れるが、要旨は「闇雲に一律7割減はやめましょう」という事だ。 以前も書いたが、どうしてもテレワークできない職種や業種にいくらテレワーク導入を依頼したところで無駄だ。 またテレワークを希望する人に出社強要することも、逆に勤労意欲が低下して、生産性が落ちる。 つまり「声高に7割減と叫ばずに、希

          テレワーク導入は一律にはできない

          テレワークだけでは無い、嫌われる管理職

          今日はこの記事を読んで まとめると「一貫性が無い」「自分の利益優先」「肩書きを強調する」「向上心が無い」「経営的な視線・姿勢が無い」な方が管理職になると大変なんだと。 まぁ経営的な視線云々は兎も角、管理職でなく一般社員であっても一緒に仕事はしたくないだろう。 このコロナ禍のテレワーク導入において、ジョブ型雇用が注目されたが、やはり日本独特の「年功序列」には敵わない。 確かに業務ではある程度場数を踏まないとこなせないこともある。 全てではないが、経験則はビジネスマンに

          テレワークだけでは無い、嫌われる管理職

          日本人のテレワーク 〜なぜコロナ禍のテレワークは定着しなかったのか(後編)

          テレワークを導入すれば、それまで掛かっていた経費が大幅に削減できる。 テレワーク手当を支払ったとしてもだ。 まず地代家賃。首都圏の高家賃な場所に広々としたオフィスは要らなくなる。 交通費。従業員全員分の定期代等が、移動した日の分だけで済む。 電話代(通信費)。メールやSNSが主たる連絡手段になるので、企業電話(ビジネスフォンなど)、ファックス通信量が格段に減る。 テレワーク社員にモバイルルーターとスマホを貸与してもきっとお釣りが出る。 業務面では、スリム化が可能だ

          日本人のテレワーク 〜なぜコロナ禍のテレワークは定着しなかったのか(後編)

          日本人のテレワーク 〜なぜコロナ禍のテレワークは定着しなかったのか(前編)

          約一年半前、日本は、いや世界は近年例を見ない災厄に見舞われた。 人々は動きを制限しながらも経済活動を停止させる訳にはいかず、欧米のデジタル関連企業ではテレワークの導入に踏み切った。 その流れで、海外との取引のある企業から徐々に日本でもテレワーク(当時のメイン業務はリモート会議)を導入し始めた。 一部のIT企業や外資系企業ではすでに「オリンピック開催時の人流抑制の一環」として導入されていたテレワークが日本企業全体に普及するのでは…と言うくらいのニュース性、話題性が強烈だっ

          日本人のテレワーク 〜なぜコロナ禍のテレワークは定着しなかったのか(前編)

          テレワーク月間…知ってますか?

          今月は「テレワーク月間」だと。 2005年から実施されているのだと。 不勉強で知らなかった。 ご存知の方が多いのか? なんかコロナ禍のテレワーク騒ぎで、強化月間の意味合いが無くなった気がする。 しかも、テレワークを導入していますの企業アピールとウェビナーがメインだ。 色々なテレワーク関連団体があるがなかなか常態化しない。 周知している部分と、企業が抱えているテレワークの問題点が乖離しているために、いくらこう言ったサイトがあり、各省庁が広報しても、現場としてシラけ

          テレワーク月間…知ってますか?

          テレワークは自宅でしなくても良い

          テレワークと言うと、『自宅で』パソコンに向かって作業するイメージだろう。 実はそれだけがテレワークではない。 一日中部屋にいて飽きてしまい、ダラダラと作業するくらいなら外出した方が良い。 「テレワーク中に外出?」と思われるかもしれないが、外出するのだ。 そもそもテレワークとは「時間」と「場所」にとらわれない働き方だ。 外出と言っても、パソコンを抱えてどっかの店やコワークスペースに行くのではない。 連絡が取れるようにスマホやタブレットを持って小一時間散歩することをオ

          テレワークは自宅でしなくても良い

          テレワークと祝日と

          今日のつぶやきを見てみると、意外とテレワークしている人が多い。 文化の日、国民の祝日なのに。 まぁ祝日だから休みだと決めつけるのも良くないが、「ちゃんと休んでますか?」と尋ねたい。 テレワークの弊害で一番多いのは「休めない」ことだろう。 時間の区切りを自己で管理しなければならない。 しかし、仕事に集中すると、ついつい時間を忘れてしまう。 日本人は良くも悪くも「勤勉」なのだ。 キッチリ時間通りに作業が終わるものでもない。 自分でキリをつけなければならない。 休

          テレワークと祝日と

          テレワーク中に学び過ぎない

          今日はこの記事を読んで 学ぶモチベーションは「何を学ぶべきかわかっている」ことと「学んだことを役立てる場がある」ことの2つが重要だと示していると記事に書いてある。 少し反論したい。 そもそも学ぶことが分かっていて学ばないのは怠惰である。 新人であれば、仕事上でも学ぶことは多く、上司や諸先輩の指導がなければおいそれと学ぶことはできないだろう。 また、部下や後輩に学びを指導するのであれば、自らも日々学ぶことを忘れてはいけない。 とはいえ『スキルアップするぞ』と意気込ん

          テレワーク中に学び過ぎない

          「日本はテレワークが定着しない」と言うな

          テレワークを解除する企業が多い。 そして良く囁かれているのは「やはり日本の企業にテレワークは合わない」と。 確かに仕事の仕方は欧米企業のジョブ型に比べると、もっと親密感を求めるメンバーシップ型雇用だ。 昔の徒弟制度のように入社した新人に手取り足取り教え、企業人として徹底的に面倒を見て育てていく。 しかし、テレワークやリモートワークでは、今まで通りの方法だとなかなか上手くいかない。 教える方はリモートでの教え方を経験していないし、教わる方も未経験なので右も左も分からず

          「日本はテレワークが定着しない」と言うな