シンプルに考え・行動し、継続しよう
読書をするにあたり、インプットが多すぎて
結果何も得られなかった(行動を起こせなかった)ということがありがちです。
そもそも人間の脳みそはそこまで大量の情報を記憶・処理するようには作られていません。
ヤリを投げて獲物を狩っていた時代から、ヒトはそこまで進化していないのです。
獲物を狩るために相対性理論だのカオスだののロジックと情報は必要ないのです。
獲物を狩るためにプロフェッショナリズムだのマネジメント論だのも必要ありません。
シンプルに「何が獲物で」「どう追いついて」「どうシメればいいのか」さえわかっていればいいのです。
色んな所で継続が大切とはいうものの、どうやったら続けられるのかについては小手先のテクニック集ばかりで本質を語った本がとても少ないように感じます。
時間があると本を読むという方も、得た情報を元に行動を起こさねば意味がありません。
読んでいる時は楽しいので暇つぶしにはなるかもしれませんけども。
人間が行動を継続するにあたり、最も大切なのは
「シンプルである事」
です。
パレートの法則で言われるように、
物事において大切な事は全体の2割程度といわれています。
個人的にはもっと少なくて、
書籍に関して言えば全体の1%程度だと思っています。
カーネギーの「人を動かす」も200ページ以上ありますが、本質を要約すれば「人の話をちゃんと聞こう」というお話です。
では、その本質をどう抽出すればいいのか。
考え方をまとめたものがエッセンシャル思考です。
書籍にありがちですが、結論が「具体的アクション」になっていて
「物事の考え方」が結論になっているものがとても少ない。
本当に大切なのは「なぜそのアクションを取るのか」という目的であり、
「アクション」そのものは手段でしかありません。
本質を捉える考え方はこの情報社会でインプットに埋もれる現代人必須のスキルではないでしょうか。
シンプルに捉えることができていればこそ、行動を継続できます。
行動を継続するからこそ、良い結果に結びつきます。
人生の密度を上げて行きたいものですね。