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読書好きさんへ、Audible(日本語版・英語版)のススメ🎧【全文無料】

以前にも書いたとおり、わたしがかつて「海外移住は絶対にないな~☆」と決めていた理由は、言語の問題でも文化風習の問題でもなく、「だって日本語の本が発売日に読めないじゃん!」というものでした。

だって、めちゃくちゃめちゃくちゃ困ります🥲

自慢ではありませんが、好きな作家の本の発売日には仮病を使って学校や会社を休んで、満面の笑みでこっそり書店に走っていたわたしがですよ(本当に自慢できないな。先生方、上司の方々ごめんなさい)。外国なんて日本語の書籍を扱う書店も図書館もないじゃんね、無理無理ーーーーー!!

そして時は経ち。そもそもアメリカや東南アジアなどには紀伊国屋書店が存在することを知り、さらにどこにいても電子書籍が利用できるようになり、「あ。じゃあ外国に引っ越してみようかな。ふふ、昔から興味あったし~♪」ところりと宗旨替えしてイギリスに移住したのでした(※ちなみにロンドンには日本語の書籍が多い図書館まであるのです、ふふふふふ)。

というわけで、村上春樹さんのこの新刊も発売日0時(こちらでは午後4時)きっかりにKindle版を購入し、しかし一度に読み切るのはもったいないのでまだ2/3くらいなのですが、別途日本からお取り寄せしたかりんとうなどを齧りつつ楽しんでいるのです。もうサイコー♪春樹さん、好き好き💓

さて、できれば24時間本を読んでいたいくらい読書好きのわたし。健康と気分転換のために1日30分~1時間くらいは歩くようにしており、もちろん料理や洗濯などの家事もしなくてはいけません。しかし、その間もできれば本が読みたい。ハァハァ、もっと活字を、もっと物語を!!!

そこでたどり着いたのがAudible(オーディブル)だったのでした。いわゆるオーディオブックですね。

実はイギリス版は渡英後すぐから利用していました。目的は主にリスニング力を鍛えたかったから。読み書きはほぼ問題なくとも、速いネイティブ英語にはあまり慣れていなかったので、英語版のAudibleは非常に役立ちました。1か月間くらい毎日30分聞いただけで、ネイティブの会話がほぼ完璧にわかるように(本当に)✨

でも、それってまあ英語の勉強を兼ねているからいいか(?)みたいな感じで、日本語の本はやっぱり文字で読みたいなぁと思っていたんですよね。しかし、やっぱり好奇心はあったので今年初めに日本語版もお試しスタート。月額1,500円で聴き放題というお得さにも惹かれました。

そして始めてみたところ、見事にハマり、もうこれなしでは生きられない😆何がそんなに素晴らしいかというと…。

①名作はもちろん、比較的新しい作品も聴ける

たとえばこちらは2021年11月に発売された話題作で、ずっと気になっていたんですよね。そのため、Audibleで聴けるとわかったときにはすごく嬉しくて。戦争って何なんだろうと考えさせるとともに、ハラハラドキドキしながら楽しめる良作でした。

②声優さんがめちゃめちゃ豪華な場合がある

歌舞伎好きの方は、これを聞くだけでもAudibleを利用する価値があるというくらいオススメ。だって、声優さんが 尾上菊之助さんなんですよ!!深くは触れませんが、聞いていただければその素晴らしさがすぐにおわかりになるかと。これも聴き放題に入っているなんて豪華すぎます…。

③Audible先行配信の作品もある

もはや「朗読を前提」とした作品を書く作家さんも出てきています。これは「オーディオファースト」と呼ばれ、Audibleで発表した後に書籍として出版されるというスタイル。これからますますこういう作品が増えてくるかも?

まとめ:もうひとつの「本を読む手段」としておすすめ

もちろん昔ながらの紙の本で読むのがベストではあるのでしょうが、わたしは個人的に、本の楽しみ方はいろいろあってかまわないと考えています。デジタルになろうが音声になろうが、美しいものはやっぱり美しくて、心に響くものは心に響くのです。

また、わたしみたいに外国暮らしだと、声優さんが日本語で親密に語りかけてくれることも嬉しい。目が不自由な方や目が疲れやすい方にとっても、オーディオブックがどんどん増えていくのは良いことでしょうね☺️

それから、上では小説ばかりをご紹介しましたが、実用書も家事をしながら聞き流すのにぴったり。わたしも片付けの本とか財テクの本とかときどき聞いています(笑)。

最後に英語学習をされている方はぜひ英語版のAudibleも楽しんでみてくださいね。こちらもゴージャスな声優陣だし、リスニング力がぐんぐんアップすること請け合い。ではでは、お互いにハッピーで充実した読書生活を送りましょう~~✨📚✨

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