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ステイホームのお供に♪Kindle unlimitedの「職業系漫画」で楽しみながら視野を広げる😘【全文無料】

わたしはもともと活字中毒で本が手元にないと不安で手が震えてくるレベル。英語の本も含めて常に何かしら本を読んでいるのですが、その一方で漫画にはあまり詳しくありません。

それでもパンデミックになり、昨年のイギリスでのロックダウン中はそこそこ暇だったため、もともと契約していたKindle unlimited(月額980円)でさまざまな漫画を読み始めました。Kindle unlimitedに含まれている漫画は古いものが多いのですが、わたしは今まで漫画をあまり読んでこなかったのでどれも新鮮✨

そして、いろんな漫画を読んでわかったのは「わたしは職業漫画が好き」ということ。思わず夢中になってしまった作品をいくつかご紹介しますね。まあ、人気作ばかりなので漫画に詳しい方にとっては目新しい情報はないでしょうけれど😅わたしのように漫画に疎く、今はコロナで家にいることが多いから有意義な暇つぶしがほしいという方におすすめしたいです。

主人公のゲンさんは解体業者で、爆破解体に関しては天才的な腕前。解体やゼネコンだけでなく他業界の話や時事ネタ(ビットコインとか)、ほのぼのした人間関係のネタも多いです。70巻以上出ているのを全巻読んでいるので、ドラえもんやサザエさんと同じでもはや登場人物たちが知り合いに思えてきます(笑)。

父親も料理人だった北海道出身の蒼太が、銀座の名店で包丁修行。「プロの板前さんはこんなところまで気を遣って調理しているんだ」というのがわかり、漫画に出てくるめちゃ綺麗でおいしそうな料理が食べたくなります。

なお、銀座のお店が舞台という点でかぶりますが、こちらはお寿司屋さんの話で『江戸前の旬』シリーズもおすすめです。うんちく満載🍣

主人公・一気(いっき)が陸上自衛官を目指して3か月間の訓練を受けるお話です。作者自身がなんと元自衛官。「参加者がそれぞれになぜ自衛官を志すのか?」という部分も大変興味深く、これから「自衛隊」ではなく「軍隊」をもつかもしれない日本の人たちにぜひ知ってほしい世界でもあります。一気がレンジャーを目指す続編もあります。

父親が有名ワイン評論家だったものの、反発してワインに一切の興味をもたなかった雫(しずく)が父親の死後にワインに魅せられていくお話。たしかドラマ化もされていましたよね(テレビも観ないからわからない…)。ワインネタだけであってフランス他、海外の話もよく出てくるので面白いです。イギリスも意外とワイン文化に貢献していることもわかりました。

登山漫画。それも最近流行のゆるい感じのものではなく、命をかけて難所に挑むガチなものです。恋愛シーンが安っぽい…というレビューが多いのですが、その部分は無視しても余りある面白さ。わたしは高所恐怖症なので絶対にこんなことはできないけれど、それだけに漫画として読めると興奮しますね。漫画家さんが元登山部だそうで、この方のサッカー漫画も超面白い。


他にも面白かった漫画はたくさんあるのですが、まあこのあたりで。振り返ってみると、肉体労働系の男くさい世界を描いたものが多いですね。『神の雫』もワインというテーマではあっても、主人公たちは肉体的にかなり無茶をしますし💦

ちなみにわたしの編集者時代には、女性編集者が主人公の『働きマン』が流行っていました。興味本位でちょっと目を通したところ、主人公の徹夜っぷりとかもうリアルにわかりすぎてツライ(笑)。というわけで2巻くらいしか読めませんでした。ですから他の業界の話だからエンタメとして読めるのであって、上の漫画もその業界の人が見たらツライだけだったりして😂

いずれにしても、他業界のことを知ると社会が変わって見えますよね。建設業の人たちや自衛隊、登山家。もちろん漫画でそのすべてが描かれているわけではないですし、面白く話を盛ってある部分も大きいとは思いますが…。いろんな世界でいろんな働き方をしている人がいるんだなと知るのは大事なこと。

とくにコロナで外出の回数が減り、新しい人ともあまり出会わなくなって視野が狭くなりがちな現在には、意識して自分の視野の外にある世界に目を向けるのは大切かなって。もちろんイギリスのことを発信している身としては外国にも目を向けてほしいですが、国内にも「知らないこと」はいっぱいあるんですよね💓

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