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教えるということ 先生って大変だ

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できなくてもやるしかなかったこと。子どものこと。こんな授業ができたらってことも。教育の現場から感じたことを思うままに書きます。
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2020年8月の記事一覧

人の道徳とは実体験に形取られていくのか 事実を受け止める心と想像力をもつこと おまけ

人の道徳とは実体験に形取られていくのか 事実を受け止める心と想像力をもつこと おまけ

その1、その2、その3と思いのままに書いてしまった。推敲もすることなく、ぶつけたままって感じに。

でも、本当に思う。道徳って何だろう。しかも、これを教えるってどういうことなんだろう。
善悪を教えるだけならば、学校という場で、毎週これを授業として教えるという必要は感じないもの。だめなものを「だめっ!」って教える必要はあるのはわかるが、これはしつけの範疇。道徳心に訴えかけて、自らだめだという結論を導

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人の道徳とは実体験に形取られていくのか 事実を受け止める心と想像力をもつこと その3

人の道徳とは実体験に形取られていくのか 事実を受け止める心と想像力をもつこと その3

その2で書かれた事実。いや、実態という方が適切か。

人の道徳心に期待するということは、決して間違った行為だとは思わない。むしろ、そこに期待する方が人間らしいとさえ思っている。
しかし、教育現場ではどうだろうか。

子どもは、未熟であるが故に子どもである。したがって、道徳心もやっぱり未熟だ。そこに、恐怖心を植え付けてしまってはいつかの日本になってしまう。洗脳するようなことがあっては決してならない。

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人の道徳とは実体験に形取られていくのか 事実を受け止める心と想像力をもつこと その2

人の道徳とは実体験に形取られていくのか 事実を受け止める心と想像力をもつこと その2

実態とは報道されにくいもの。だから、庶民の私には想像するしかない。その1にも書いたが、市が講じた対策である『道徳教育の充実』が図られたその教育機関のその後はどうなったのかは、そこの生徒と教員しか知るよしはないのである。

『道徳教育の充実』とはどういう意味なのだろうか。道徳の授業の回数を増やすのか。いや、決められたカリキュラムがある以上、そんな勝手なことはできない。教員同士で道徳の授業を見せ合うの

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人の道徳とは実体験に形取られていくのか 事実を受け止める心と想像力をもつこと その1

人の道徳とは実体験に形取られていくのか 事実を受け止める心と想像力をもつこと その1

道徳が教科になった。
評価の仕方が大きく変わった。(全教科で三観点になった。)
何らかの教育系の仕事に関わっていると、この二つの改訂は小さいニュースではないのではないか。
前にもこのnoteのマガジンに書いたが、何を目指しているのかもどこに向かっているのかもイマイチわかりにくい。仕事としてかかわっているにも関わらずそうなのだから、突然変わった通知表を見た親たちはもっとわからないのではないか。
学び

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ドラえもんチックじゃない ちゃんとアンケートに答えました

ドラえもんチックじゃない ちゃんとアンケートに答えました

先日、アンケートに答えた。別にそこら辺を歩いていてキャッチされたわけではない。幾度となく同じような内容のアンケートに答えてきたが、今回のは見返りがある。うふふ。何度も断ってしまうが、だまされているわけではない(と思う)。
その質問の中に、次のようなものがあった。

日頃業務を行う中で、「こんなものがあったら便利だな」というものがあったら教えてください。

何ともドラえもんチックな質問じゃないか!

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#先生死ぬかも 先生だけではないのだろうが働かされすぎの先生は確かに存在する

#先生死ぬかも 先生だけではないのだろうが働かされすぎの先生は確かに存在する

「#先生死ぬかも」ツイッターのトレンドに入ったらしい。それについては、ネットニュースに取り上げられたりこのnoteにも他の人がブログの話題に挙げたりとさらに拡散されている。
多くの記事にあるとおりなのだが、本当に命を落としてしまったり、落とさないまでも心を病んでしまったりする先生は実際にいる。

根本的な考え方として、一般的な企業でうつ病になってしまった人がいた場合はその企業のその部署(係)に問題

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