谷ゆり

♦︎キャリアコンサルタント   ♦︎大学卒業後大手マスコミグループにて勤務。新聞、テレビ、…

谷ゆり

♦︎キャリアコンサルタント   ♦︎大学卒業後大手マスコミグループにて勤務。新聞、テレビ、通販の仕事に従事。出産を機に退職 ♦︎専業主婦12年を経て社会復帰後、50歳で正社員に ♦︎2003年から男女共同参画をテーマに自治体の仕事に従事 ♦︎2021年3月に退社しフリーランスに

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韓流沼より〜ハマってもタダでは起きないvol.2

『愛の不時着』韓国TVn2019〜2020  この作品により、多くの人がそうであるように私もまた、まんまと韓流沼にハマったのであった。  日本では2002年〜2003年に放送された『冬のソナタ』、同2003年〜2004年『宮廷女官チャングムの誓い』ももちろん観た。その時も周りにはハマるママ友続出で、ファンクラブに入るわ、現地ツアーに行くわ、韓国語始めるわの人たちが多く見受けられた。  そんな様子を見ながら、私はそこまでじゃないと、引いて見ていた。  ところが、である。『愛の

    • 韓流沼より〜ハマってもタダでは起きない

      『2度目の二十歳』2015年韓国tvN 主演のチェ・ジウは「冬のソナタ」(2002年KBS)のヒロイン、ユジンを演じて日本でも一躍有名になった俳優。最近では「愛の不時着」でちょっと出てきて私は「冬ソナ」以来の彼女を懐かしく観た。  このドラマを観るきっかけになったのは「エンジェルアイズ」(2014年KNTV)がNetflixで観られるのが2022年1月31日までと聞いて慌てて観て、主役のドンジュ役のイ・サンユンにすっかりハマってしまい、他の作品を観たいと思っていたところ、チ

      • 『ドライブ・マイ・カー』を観た

        1.車を堪能  この作品は2021年度カンヌ映画祭で日本映画初の脚本賞を受賞した。  見どころはたくさんあれど、車のシーンが本当に多い。そうだったと今さらタイトルを確認。  主人公の家福の愛車は赤のSAAB900ターボ2ドア(サンルーフ付き)。  バブルの頃、知り合いの車評論家と超お金持ちのお嬢がSAABに乗ってたことを思い出すけど、最近見ないなぁと思っていたら、GM傘下の後経営破綻し、2012年NEVS(national electric vehicle sweden)に買

        • 男性も「産休」〜改正法成立

           厚労省によると、19年の育休取得率は、母親83.0%に対し、父親は7.48%と1割に満たない。職場や上司の、育休制度の無理解などが取得しにくい理由に挙げられている。  今回の法改正では22年秋から、子の誕生直後に父親が最大4週間の産休を取得できるようになる。  歓迎すべき法改正と言えよう。ただ、いくら法が整備されても父親、母親のジェンダーバイアスがあっては意味のない休みになりかねない。  「家事育児は夫婦で担う」という意識を持ち、実行することは言うまでもない。産むことは母

        韓流沼より〜ハマってもタダでは起きないvol.2

          キッチンカーについて

           映画『ノマドランド』観て、つくづく世の中にキッチンカーが増えてきた事もなんか関係ある気がしてきた。  3月まで千代田区で働いていたけれど、オフィスの近くにはお昼になると何台もキッチンカーがやってきて結構な賑わいを見せていた。これはこの2年ぐらいの状況のように思うし、コロナ禍がそれに拍車をかけたかもしれない。  知り合いの馴染みのカレー屋さんは松戸で人気のお店だったけれど、今はお店を畳んでキッチンカーをやっているとその知り合いから聞いた。  息子の小中の同級生は、フランス料理

          キッチンカーについて

          『ノマドランド』を観た

           ちょうど米アカデミー賞受賞が報じられた日に観た。緊急事態宣言下、東京では観られなくても千葉県では観られた。  リーマンショック後に増えた、米国内をノマド(遊牧民)のように転々としながらキャンピングカーで暮らす高齢者たち。東海岸じゃ駐車するところもないともっぱら西部中心のようだ。  私が2年前訪れたフェニックス辺りも彼らの行動地域だ。アリゾナ州のロケ地はクォーツサイト砂漠だそう。こういった自然と対峙するかのような場所が作品に深みを与えている。  この作品の原作「ノマド:漂流す

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