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”最後まで”読まれないと、土俵にすら立てない。

SNS時代の「こころを動かす」文章づくりについてシリーズをお届けしています。これまでの記事は、ここから一覧でチェックできます。

これまでの記事の中で、わたしは「読まれることが大事です」「まずは最後まで読まれる文章をつくりましょう」と繰り返しお伝えをしてきました。

今日はなぜ「読まれる」ことが大事なのかを、あらためてお伝えしようと思います。


読んでいない本はおすすめできない。

わたしが「読まれる」文章を強く強調する理由は、「紹介」「拡散」を生むためです。つまりは、口コミを起こすこと。

本でもweb記事でもよいのですが、読み切っていないものを、人におすすめした経験はありますか?「あなたのおすすめの本は?」と聞かれて、読んだことはないけれどなんとなく流行っている本や、読まないままただ積まれている本のタイトルをあげることはあるでしょうか?

読み切っていないのに「おもしろかった」「役に立った」「これいいよ」という、口コミは(うそをのぞいて)発生することはありません。

だから、まずは口コミしてもらえるかどうかの土俵に立つために、読み切ってもらうことが最低条件なんです。



人はアピールしたくなる。

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そしてもうひとつ。人はとにかくアピールしたいものです。

「この本(記事)、おすすめだよ」という口コミには、「この本(記事)がよかったからぜひ」という純粋なおすすめの意図と、「これを読んだ自分ってすごいでしょ」「いいものを見つけた自分にはセンスがあるでしょ」と、自分をアピールしたい意図があります。

つまり、”読み切る”経験が、”口コミ”を加速させてくれるのです。

SNS時代、口コミの力ははかりしれません。1億総発信者時代。各個人が発信力・拡散力を持ち合わせています。

ひとつの小さな口コミをきっかけに、だれもが日の目をあびるチャンスがあるからこそ、まずは「読まれる」文章づくりを意識していきましょう。

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