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英ロンドン TATE KIDSのWEBコンテンツの充実っぷりが素敵

2012年、イギリスロンドンに半年だけ住んでいた頃、放課後や週末に足繁くミュージアムやギャラリー巡りに勤しんだ時期がありました。中でもテート・モダンには何度も何度も何度も行ったものです。
帰国してからも度々チェックしているのが、そのTATE(テート)のWEBコンテンツ。特に子どもたちやそのファミリーをターゲットにした TATE KIDSは、遊び心満載のコンテンツが盛りだくさんです。

WEBは大きく5つのカテゴリから構成されています。
・MAKE(つくる)
・GAMES AND QUIZZES(ゲームとクイズ)
・EXPLORE(見る、見て楽しむ)
・VIDEOS(ビデオ)
・TATE KIDS GALLERY(みんなの作品のギャラリー)

MAKEでは、マーブル模様の紙をつくろうとか、ロボットをつくろう、アーティストの技法からインスパイアされて何かを作ってみよう…などの切り口で展開されており、身近にある材料でつくって楽しむための提案がされています。

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私が最近見て良い意味で嬉しくびっくりしたのが、「5 LGBTQ+ ART STORIES」のビデオ。
LGBTQ+と、アーティストの話を分かりやすく紹介しています。


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例えば、プールの作品で有名なDavid Hockney(デヴィッド・ホックニー)。
あのプールの作品が、自身も同性愛者であるDavid Hockneyの視点で描かれたと知るだけで、作品の見方はガラリと変わってきますし、当時の社会情勢のことも見えてきます。
LGBTQ+のテーマを、アート作品やアーティストの生き方を切り口に扱うセンスの良さに、どうやっても敵わないなぁと思ってしまいます。


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