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ガラスと季節の言葉たち

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春分の日から一年間、季節の言葉とガラス作品を合わせて、その制作背景や思いについて綴ってゆきます。 二十四節気のリズムで更新◎
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2020年4月の記事一覧

「穀雨」

「穀雨」

二十四節気とガラスをかさねて文章を紡いでゆくという試みを始めて、あっという間に今回が3回目になりました。

今日、4月19日は「穀雨」

この時期の雨は「百穀春雨(ひゃくこくはるさめ)」と呼ばれていて、百種の穀物を育てる恵みの雨が、優しく降り注いでいるとき。

「穀雨」という言葉はそこからきていて、農耕に関わる人々の種まきの目安として考えられて来たそうです。

家の中で過ごす日々の中、今年はいつも

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「清明」

「清明」

今日から二十四節気の「清明」になるそうで。前回の春分からの二週間で、随分色々な感情を味わったなぁ・・・とちょっと浸ってみたくなるような日でした。今年はみんなでお花見も出来なかった分、近所のスーパーに行くまでの桜並木がいつも以上にありがたく、ちょっと忘れられない春になりそうです。そういう人、多いんじゃないかな。

そういえば二十四節気(にじゅうしせっき)についてちゃんと書いていなかったな、と気づいた

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