友達（5歳）と過ごす半日

先日友人の子供と2人で半日過ごした。何回かnoteに書いた雪の日に一緒に遊んだりスペイン式餃子（エンパナーダ）を作って食べたりする、私と同じ髪型の5歳の友人。

https://note.com/yurika_saito/n/n6bdf85a3ce24

この子が3歳の時に初めて会ったが会う度に大きくなったと実感する、特によく喋るようになった。母と日本語、父とスペイン語、保育園の友達とドイツ語と三カ国語と共にめきめき成長している。学校に通うようになれば英語もペラペラになるだろう。

会話をしてるとたまに知らない言葉が出てくるので、私のドイツ語の勉強にもなる。「大きくなりたいからご飯たくさん食べる」と言う話をしていて、どのくらい大きくなりたいの？と言う質問にDachまで、と返ってきた。確か勉強した単語だけどもどうしても思い出せない。

彼はまだ日本語での単語はわからないようなので、小さな手でジェスチャーをして教えてくれる。どうやら屋根まで大きくなりたいようだった。

屋根＝das Dach(ダッハ 中性詞) 

天井＝die Decke(デッケ 女性詞)

 エントツ＝der Schornstein(ショーンシュタイン 男性詞)

煙突に関しては英語のchimney(チムニー)の可愛い響きと比べかなりイカツい響きになる。

昼にパンを買いにスーパーへ出かけ、ニンジンを買いに週二回開いているマーケットに寄った。野菜や布がメインのトルコマーケット、Bioニンジンを2kg/1.5€でゲットし帰ろうとすると彼が、さっき通り過ぎたおもちゃを見て帰りたいと言う。「いいけどユリカお金ないから買えないよ？」と確認すると「わかってるよ！」と速攻で返ってくる、愚問だったようだ。聞き分けのない子供扱いしないでくれ、と言う意思が見えた。

おもちゃを前にすると、目をキラキラさせおもちゃの解説を驚くほどの饒舌で披露してくれた。これはどうやって遊ぶものだとか、以前友達と遊んだエピソードトークだとかが止まらない。おもちゃや遊びに関しての知識は私の何十倍もあるんだろうな、と思う。

車のおもちゃ一個でいつまでも喋っていられそう。

おもちゃに関して、とても頼りがいがある。

洗剤の減りが早い、と悩む主婦のようにシャボン玉の減りが早いと悩む。

全部見終わり店を潔く後にする姿はまさにおもちゃ紳士である。

15時に友達の元へ向かい公園でホットチョコを飲んで別れた。夏になったら湖でスイカを食べる約束をしたので今からとても楽しみにしている。