マガジンのカバー画像

同じクラスのオナクラ嬢

46
自作なんちゃって小説。そんなにえっちくないです。青春恋愛ものです。きっと。毎週1話ずつ更新予定。
運営しているクリエイター

#青春小説

同じクラスのオナクラ嬢 第45話(最終話)

 走っていたパトカーが急停止する。 「え、どうしたんですか」 「トイレだ」  見れば、コン…

yurika_0501
4か月前
15

同じクラスのオナクラ嬢 第43話

 もう、母さんはいない。  これからはふたりで生きていくんだ。  大丈夫。正くんには、俺が…

yurika_0501
5か月前
10

同じクラスのオナクラ嬢 第42話

 お前じゃないよな、と父が言っている。  何が? と母が返している。  テレビでは、ある家…

yurika_0501
5か月前
10

同じクラスのオナクラ嬢 第41話

 あたしに考えがある、と神永さんは言った。 「とりあえずは、あの車がどこに向かったかわか…

yurika_0501
5か月前
15

同じクラスのオナクラ嬢 第40話

 あれ、どうしたんですか?  目の前のいる男は、そう言って不思議そうに首を傾げた。 「脱が…

yurika_0501
5か月前
10

同じクラスのオナクラ嬢 第39話

 気がついたら、河原の方まで来ていたらしい。  どうやってここまで来たのか、ほとんど記憶…

yurika_0501
6か月前
10

同じクラスのオナクラ嬢 第38話

 唐沢さんと神永さんと私の3人で、正くんのアパートに向かっているところだった。  大きめの黒いワゴン車が、私たちの近くで停まり、中からひとりの女性が半身を出して言った。大きめのキャップを被っていて、顔はよく見えない。 「ああ、九条さん! 見つかって良かった! 天心病院の者です! 妹の紫乃ちゃんが、大変なことになったの! 説明は後! 乗って!!」  今にして思えば、どうして乗ってしまったのだろう、と思う。  その女性は、いつもお世話になっている病院スタッフの加藤さんでもなかった

同じクラスのオナクラ嬢 第37話

 携帯電話の着信音で目を覚ます。  少し手を伸ばせば届く距離にあるが、それをすることがで…

yurika_0501
6か月前
11

同じクラスのオナクラ嬢 第36話

 記憶の中の母の姿は、苛々しているものが大半を占めていた。 「また、帰ってこない……!」 …

yurika_0501
6か月前
11

同じクラスのオナクラ嬢 第35話

 何度目かのまどろみ。何度目かの目覚め。一日という時間が何時間で構成されていたのか、わか…

yurika_0501
6か月前
14

同じクラスのオナクラ嬢 第34話

 暗闇の中にいた。  いつから降っていたのか、強い雨が窓を打つ。気温は昼間に比べれば下が…

yurika_0501
7か月前
16