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「病気」でなければ「健康」?!…というわけではなく


ヒトは…

“仕事に行っている”

ということだけが、

即ち、

“健康”の証明?!
ということにはならず( 。í д ì。)
 
 

過去の時代。

従来の健康概念は、

“健康”といえば、

身体に関することが中心
という時代でした。
 

…が、後に

WHO(世界保健機構)が
ヒトの健康について

「たんに疾病でないと
言うだけでなく、

身体的にも、
心理的にも、

また社会的にも
よき存在にあること」

を、健康であるとしました✨
 

 そして
現代において
特に問題とされるのは、


 むしろ
学校や仕事には
行けるけれど・・・

 
心の中は、
ストレスや
不安で一杯で( ⌯᷄ω⌯᷅ ).。oஇ

 
つい、
ミスをしがちだったり


失敗を恐れて、
自分から率先して
何かをすることなく、
無難でいようとする、


“半健康”状態(∫°Д°)∫



“本当に健康な人”
というのは・・・

 
●自己と環境(社会)をうまく
調整する
 
●環境に対して
主体的に働きかけていく
 
 
つまり、
人類の本当の「自己実現」
とはなんだろう(੭ ᐕ))?
 

というと、

 
主体的に、
自分の力で
新しい目標を達成しようとし

 
自分の能力、
可能性を最大限に発揮しながら

 
常に自分を発展させていくこと
をいいまして。
 

ちなみに現代、
自己啓発界のご尽力のせいか…
 
「マズロー」といえば、
“5段階欲求のやつの
アレですよね”となりますが
(心理学における試験でも、
その段階だけは覚えるべし、
という流れになっている)…

 
A.H.マスローの関心は、

より成長動機にあり
 
「自己実現」という、
 
人間にとって
最も高次の動機を
探求する
ことにあったのです。

 
Abraham Maslowによる
欲求階層論の
さらなる詳細を、
防衛医大名誉教授の小川芳男先生が、
まとめ直した図がこちらで

 


 

『健康と在り方の心理学』1997年
 


この、ピラミッドの上の部分。
 
ここは、
横軸が示されていないのは、
内容的に“上下”の区別がない
ものだからなのです。


 
一般で知られているのは、


下の部分「基本的欲求」のところで、

ここでは、
さらに5段階にコンパクトタイプに
なっていますが

 
マスローの原著の記述を
まとめ直すと、

本当は6段階が適切だと
当時、小川先生が学会で話されていました。
 
 

そんなこんなで。
 
真の「自己実現」というのは、
 
ただ、やりたいことをやろう
・・・という、
フワっとした意味ではなく
 


人間の高い性質は、
低い段階の性質と密接であり、

 
高い性質は基礎としての
低い性質の満足がなければ、
 
成立しないとされるわけです✨
 
 
だから、
自分の中のピラミッドの

下部の段階の欠乏動機、

その段階の欲求から、
しっかり満たしていき、

課題を埋めていかなくては、
 
「成長」=本当の健康
な状態まで、たどり着けないのです( ;꒳; )
 

つまり、
それが多くの「一般の人々」の段階。
 
いわゆる
“一般ピープル”
 “パンピー”
というもの(ㆆ_ㆆ)

なので多くの人が、
 
「欠乏動機」だけを埋めて
 
中途の段階で
“もう大丈夫です”
現象を起こすのが
 もったいないなぁ・・・

 
と、強く思うわけです
(経済的事情がある場合は
致し方が無いですが)💦
 
 
そんなわけで、
 
ここで、
マスローが行った研究から、
 
‧⁺ ⊹˚.⋆
「自己実現者にみられる
パーソナリティの特徴」‧⁺ ⊹˚.⋆
 
を挙げながら解説します。
 


日本での代表的な方々では、

長嶋茂雄さんや、
イチローさんや、
羽生結弦さんや、
大谷翔平さんなどなど…


皆さまも、大体その
パーソナリティイメージは
つかめますよね?
 

そして、
エネルギーの強い人ほど、

+にも-にも、
ベクトルが激しく移動する典型のような、
清原和博さんも挙げられます。

今後も、
負のベクトルに崩れることがなければ、
マイナス位置から上昇して来れた、
上昇力と変容力は、
すごい!と思いながら拝見しています
(人´∀`*).。:*+


最近…

「テレビで(上記の方々などの活躍)を見ると、
ブツブツ悪態をついたり、
失敗を揶揄したりする
家族(主に父や兄弟)がいて、
聴いていて嫌な気分になります 」
 
というのを耳にしましたがฅฅ°́Д°̀))
 
まさしく、
それが「劣等コンプレックス」
というやつで(ノД`)
 

自分が、
かなわない思っている相手をみて

ザワザワと心の傷が痛むのを、

防衛で反応して、
 
悪態をつくことで、

自分自身の劣等から

バランスを取ろうとしている…


あまり健全ではない性格の

病み状態でございます💧
 
 


さて、
自己実現者の特徴から学ぶ、
パーソナリティの健康について、
をみてみますと…
 
まず序盤から、
 
① 自己実現者は、
現実を正確に知覚し、
現実と効果的な関係を
もつことができる。

 
⇒ 「正確に把握する」ところから
心理的に厳密に行うことは、
実は難しいことで。
 
さらにその心理的なものや、
自身に起きる劣等感などに
巻き込まれず、
 
「正確さ」をもって、

“効果的な”関係=互いにおいて
全ての事柄をプラスに、

前向きに進展して行き合う影響を
与え合えるということ。


② 彼らは自分自身や、
他人や、自然を、
“あるがまま”に受容している。

 
⇒ これは、簡単なことのようで、
実はとても難しいことで…
“こういう人は苦手”とか、
“もっとこうなれば
自分がこう出来るのに”とか、

 はたまた、
自分と種類の違う人の
反応や対応を見て、

自我が崩れてしまったり💦

それが、
多く一般の人であり。
 

心が相当に鍛錬されていて、

滅多に動揺しないほど
強く落ち着けていることが、
あるがままの受容には必要⚡
 
そこまで出来上がっている人は、
一般の方ではなかなか
みることはありません…

 
えぇ、勿論わたくしもハイ(灬´ω`)
相当な恐がりと不安屋と
グラグラを自覚しながら、
調整しつつ邁進しておりますꕤ*.゚
 
 
今日はここまで。
マズローの続きは
次へ▷▷▷



🍀ユリア心理ライズオフィス🍀
東京 自由が丘 
心理カウンセリング・心理療法
 
ウェルネス🌟ポジティブ心理学⭐性格美容
~ Well-being!気づかぬ傷を修正し潜在意識に働きかけ、能力・魅力を引き出し、さらに健康で美しい心を共に探求致しましょう✨~
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