ハリー・ポッターと賢者の石 ~The Mirror of Erised ~を彩る
実際にあった講師室での
私とイギリス出身教員であるジョナ(ALT)との会話です!
この日は、出勤してすぐ
ジョナが一枚の付箋を渡してきたところから始まりました!
ジョナからの挑戦状なので
ぜひ皆さんも考えてみてください!!!
ジョナ:「へい、ユーリ!
この文字読めるかい?!」
私 :「おはよう、ジョナ!
いきなりだね!見せて!」
ジョナ:「ほいよ!辞書は使っちゃダメだよ」
———*一枚の付箋を渡してきました*———
私 :「了解笑
ん〜”The Mirror of Erised”か」
ジョナ:「そうそう!」
私 :「・・・」
「"The mirror of"ってのは”〜の鏡”だよな〜」
「ん〜・・・"Erised"ってなんだ?」
「・・・」
「"Erised"って"ed"がついているからもとの形は"erise"かな・?」
ジョナ:「ユーリどうだい??(ものすごく笑っている)」
私 :「少しまって!!(結構考えています)」
「あっ、"Erised"って"E"が大文字だ」
「ということは、、名詞なのかな?」
「・・・・・」
「だとしてもわからない!!!」
ジョナ:「わっはっは!ユーリ降参かい?」
私 :「今回は点でわかんなかったよ笑」
「なんだい?” Erised”って?」
ジョナ:「OK!では説明しよう!」
「”The Mirror of Erised”とは、」
1:”The Mirror of Erised”とは?
ジョナ:「まずユーリ、ハリー・ポッターは知っているかい?」
私 :「もちろん!
映画は全部見ているよ!」
ジョナ:「では、賢者の石で有名な”ある鏡”を覚えてる?」
私 :「あったね!」
:「確か、自分が一番望む光景を写してくれる鏡だよね」
:「ハリーが見たときは、家族全員の光景が出てきたやつ」
ジョナ:「そう、それだ!」
:「その鏡は「みぞの鏡」と名前があるんだ」
私 :「へ〜そんな名前があるんだね!」
:「あっ!!鏡ってことは、、、」
:「”The Mirror of Erised”って「みぞの鏡」のことなんだ!」
ジョナ:「正解!!!」
私 :「そんなのわからないよ〜〜〜」
ジョナ:「ユーリ、面白いのはここからさ!」
2:"Erised"とは
ジョナ:「ユーリはどこまでわかったかな?」
私 :「"The mirror of"ってのは”〜の鏡”のことだよね!」
「”Erised”がさっぱりだったよ!」
ジョナ:「そうだよね笑」
「ではヒントを2つあげよう」
「1つ、”Erised”は造語だ」
私 :「造語なら尚更わかるわけないよ!」
ジョナ:「まあまあ!
「絶対わからないやつを問題にするわけないじゃないか」
「2つ目は、"The mirror =鏡”だ」
私 :「ヒントは鏡??」
ジョナ:「鏡ってどんな働きがある?」
私 :「写しだよね!」
ジョナ:「どんな感じで目に見える?」
私 :「反転してかな??」
ジョナ:「ユーリ、それが答えだ!!!」
***数分後***
私 :「なるほど、、、」
3:~REWSNA~えたこ
私 :「"Erised"は鏡の特性で反転されていたのか!」
ジョナ:「正解!」
私 :「つまり、"Erised"を逆から読めば、、、」
:「"E r i s e d" => "d e s i r e"」
:「”desire”(=願望)だ!」
ジョナ:「そうなんだ!」
「みぞの鏡は人の願望を映し出す鏡」
「普通なら”The Mirror of Desire”となるね」
「だけど、著者であるJ.K. Rowlingはあえて”The Mirror of Erised”
と反転させて書いたんだ!」
「どうだい??面白いだろ!!!」
私 :「発想が面白い!!!」
「良い勉強になったよ、教えてくれてありがとうジョナ!!」
「今度使ってみるよ!!!」
4:言一の生院
どうだったでしょうか?
今回は実際におきた会話を~うる覚えですが~
再現してみました!
高校では、よくこんな話をしています!
今回はJ.K. Rowling先生の
HARRY POTTER and the Philosopher's Stone
(ハリー・ポッターと賢者の石)
の第12章 "The Mirror of Erised" を紹介させていただきました!
実際の書籍を確認しても、そのような記述がありました!
"Erised"が反転して”desire”となることを知ったときは
本当に発想に驚き、感動したのを覚えています!
ああ〜面白かった!
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