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【映画レビュー】ルックバック

こんにちは。Yuriです。
企業から業務委託を受けてコンテンツ制作をしています。

今日は映画レビュー。
10歳、5歳の息子たちと映画『ルックバック』をみてきたので、そのレビューをさせていただきます。

映画『ルックバック』とは

映画『ルックバック』は、藤本タツキによる同名の短編マンガを原作としたアニメーション映画です。藤本タツキ氏と言えば『チェンソーマン』ですね。『チェンソーマン』と同様、『ルックバック』はジャンプに掲載された漫画です。

『ルックバック』は二人の小学生がアーティストとして成長する過程と、彼女たちの友情、そして人生の変化を描いたストーリーです。

上映時間は58分。気軽に見に行けるコンパクトな映画です。

劇場アニメ「ルックバック」 (lookback-anime.com)



感想

とても良かったです。映画を観終わったあともジワジワとあとを引く良さです。

まず、アニメ映画ならではの演出がすばらしいです。実写映画ではできない、アニメ映画だからこその表現が次々と出てきます。
私が一番好きだったシーンは、主人公が雨の中スキップしながら帰宅するシーン。雨つぶの描写が印象的で、また、主人公の心がありありと伝わってきます。

また、58分という短い上映時間の中に、主人公たちのいろんな感情が詰まっていました。こんなこと言われたら辛いだろうな・・・これはもううれしくて点に舞い上がりたい気分だろうな・・・とか、感情移入しながら映画を楽しめます。

特に私が印象に残ったのが、主人公がある悪い出来事が起こったとき「私のせいだ」と考えてしまうシーン。

ほんとうは直接自分のせいではないのに、自分の行動が悪い結果を生んだのでは、と思って苦しんでしまうこと、ないでしょうか。

そして、分岐点を振り返り「あのときこうしていれば、きっとこうであったであろう」というシーンが続きます。胸が痛むシーンです。


アニメーションやストーリーもいいけど、声優も素晴らしい

エンドロールをみていたら、主人公2人のうちのひとりは、河合 優実さんが声優されていました。

今私が一番好きな女優さん!

ドラマ『不適切にもほどがある』のじゅんこちゃんを演じた女優さんです。

声、とても良かった。クールで、中性的で、冷たいように見せてやさしさも表現されていて、、、

素晴らしかったです。

女性の描き方

映画『ルックバック』を見て感じたのは、女性の描き方がかつての漫画や映画では定番であった誇張された女性らしさではなかった点がとても印象的でした。

ジャンプってメインターゲットは男性だろうし、かわいくて、笑顔が多くて、ちょっと抜けていて、、、みたいな女性像が好まれるのかなと勝手に思っていたんですが、今回の主人公2人は全然違うタイプの女性たち。

こういう女性が描かれて、受け入れられる時代。
なんだかうれしいですね。

まとめ

映画『ルックバック』をみた感想をお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。既にご覧になった方、これから見る方いらっしゃると思います。ご覧になった方はぜひコメント欄に感想など書き込んでくださるとうれしいです。

劇場アニメ「ルックバック」 (lookback-anime.com)


原作の漫画も読んでみたくなりました。


今日も最後までお読みいただきありがとうございました。


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