薬学生が気になっていたあの漢方薬を使ってみた💊「気象病に五苓散」
こんにちは🍁
9月になりました。
今年の夏は特に雨が多かったです🌧
低気圧や雨の日に、だるくて調子が出ない…
ということはありませんか?
今回はそんな天気による不調に効果があるとされる
漢方薬を紹介します。
気象病とは?
『気象病』という名前を初めて耳にされる方も多いかもしれません。
近年注目が集まっている病気のひとつで、潜在患者数は1000万人にのぼるとも言われています。
気象病は、気候や天気の変化が原因でおこる
カラダの不調の総称で、
頭痛やめまい、疲労感、関節痛、気持ちの落ち込み、
吐き気、喘息などさまざまな症状が出るのが特徴です。
気候変化の激しい、季節の変わり目や梅雨の時期、
また台風が多い時期などに
特に起こりやすいと言われています。
≪気象病の代表的な症状≫
☑ めまい
☑ 頭痛
☑ 疲労感
☑ 吐き気
☑ 首や肩の凝り
☑ 低血圧
☑ 関節痛
☑ 痛み(古傷が痛む)
☑ 手足のしびれ
☑ うつ
☑ 喘息発作が出やすくなる
☑ 狭心症の症状の悪化
きっかけ「お天気病とも言う!」
薬学部の講義で生薬や漢方薬について習うのですが、
はじめてこの気象病を聞いた時は、
『お天気病』と聞きました!
そのとき、私は中学生くらいの頃から雨の日に体調が悪いと感じることが多いと思い出しました。
「低気圧のせいだ〜」と気づいたのは高校生くらい。
でも、この症状を“治す” ことを知らなかったんです。
だからお天気病と聞いた時ははっとしました。
病なんですね💡
そこで知ったのが五苓散という漢方薬。
なんとなく気になっていましたが、
1日で治るし薬を飲むほどでもないのかな〜と思い
薬を買うのにお金もかかるし
手を出せずにいました。
しかし今回苗ぷろ。で
不調と向き合うことの大切さに気付かされ、
試すことにしました!😊🙏🏻
五苓散って?
口の渇きや尿量の減少がある人の水滞を改善します。
✅水滞
むくみをはじめ、頭痛、めまい、下痢などは、
漢方では「気血水」の「水」が滞った「水滞」を原因とする症状と考えます。
水分代謝がうまくいかずに、体のあちこちに偏在して異常が現れるのです。
五苓散は、水滞を改善する代表的な処方で
口の渇きや尿量の減少やめまいなどのある方の
むくみ、頭痛、下痢などに使用されます。
頭痛、めまいから吐き気、嘔吐まで適応が広いです。
さまざまな浮腫、急性胃腸炎、下痢、頭痛、暑気あたり、二日酔いなどの吐き気やむかつきにも用いられます。
子どもの下痢、妊婦のむくみなどに使われることもあります。
購入した五苓散
今回私はドラッグストアで3つの市販の五苓散を購入しました。
ツムラ¥1,980
https://www.tsumurakampo.jp/product/017/
クラシエ¥1,540
https://www.kracie.co.jp/products/ph/10107913_2220.html
小林製薬アルピタン¥1,100
https://www.kobayashi.co.jp/seihin/alp/
どの商品も五苓散ですがパッケージを見ただけでは、天気による不調に効果があるとはわかりづらいですね…
効果はあったのか?
今回私は5~6月に低気圧が近づいていて体調が悪くなりそうと感じる日に服用しました!
個人的にはツムラが効いたと思います◎
服用した日は特に頭痛などの不調が起こらなかった!
アルピタンも◎
クラシエは前に葛根湯も飲んだことがあるのですが、どうも私には効果が無い印象でした…。
飲みやすさは?
パッケージに書いてあるとおり、どれも顆粒剤です。
粉薬よりも粒が大きいイメージなので粉薬が苦手な人は苦手かもしれません…
でも漢方薬は白湯や温めた水で飲むと飲みやすいです😊
試して見てください🙌🏻
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以上で「薬学生が気になっていたあの漢方薬を使ってみた」シリーズは終わりとなります。
天気による不調に五苓散が効くことがもっと広まれば良いです。
また、不調は治せるかもしれない!ということに気づく人が増えれば良いと思います。
読んでくださった方、ありがとうございました😊✨
ゆりな🌼
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