夫婦別姓について③男性側の配慮

ライター:22歳 男性

以前書いたものは、「男性側に同姓が当たり前ではないと知るきっかけを与える」ことが必要だと言っていた。これについては今でも間違ってはいないと思う。が、女性側の努力だけでなく男性側の努力すべきと思い、自分のためにもちょっと書く。

内容は夫婦別姓以上にパートナーと一緒にいたいならする必要があるだろうなぁと思ったことをまとめてる。


①「きっかけ」をもらったら相手に感謝し、話を聞き、考えろ

まず、話し合いの場を設けてくれるパートナーに感謝すべきだと思う。女性からしたら、それを理解してもらうにはどうすればいいかを考えたり、時には話すだけで苦痛になることをしゃべってくれているんだからちゃんと話を聞く。ここで、話を聞かなかったり、聞き流したり、「もうしゃべるな、めんどくせぇ」みたいに、思考停止になるな。パートナーが苦しいと言っているんだから考えろ。

「きっかけ」をもらったら感謝すべきっていうのは、人によっては話すことなく諦められることがあるから。今ある幸せは常に続くものだと思ってぼーっとしてると(その人にとっては)唐突に関係なんて崩れるから。

②自分でも知らべる

夫婦別姓でもなんでも、話し合うべき事柄が出てきたら自分でも調べること。「知識がないから全部教えて」という姿勢でいると、「こいつは自分で考えようとしないんだな」と思われると思う。「知ろうとしているだけでもえらいじゃん!」って考える人もいるとは思うよ。前は私もそう考えていたし。でも、それって暗に「俺は興味ないけど、君が問題だと思っているらしいから、話は聞いてやるよ」みたいな上から目線じゃないかなと感じるようになった。これについては主観ね。でも、そう思われることもあるだろうし、今後パートナーと信頼関係を築くために、「自ら動く姿勢」って大事じゃないかな。相手を思っての行動ってすごくうれしいし、安心すると私は思う思う。

③自分の考えを持つ

相手は話し合いたいと思っている。でも、自分の意見がない、もしくはあっても言わないで合わせたり、なんとなくで同意されたら相手は嫌だと思う。「自分は真剣に考えているのに」って思う。だから、たとえ相手と考えが違っていても、自分の意見とそう考える理由を明確にすべきだと思う。

④話し合いは勝ち負けじゃない

話し合うときに前は自分もよくやってしまっていたこととして「自分の意見か相手の意見か」みたいな「勝ち負け」で判断してしまう人って結構多いんじゃないかな。そうじゃなくて、自分と相手の意見を明らかにして、その中でどのような最善策を取れるか考えることが必要だと思う。その結果、どっちかの意見に沿う形になっても、それは「勝ち負け」の考え方でまとめられた話し合いとは違うものだと思う。互いに納得してその結果に達するか、相手を屈服させて従わせるかって違い。前者のほうがお互いにとっていいよね。私はそう思う。


ここまで書いて、全然夫婦別姓についてじゃないなとは思った。ただ、自分も最近までできていなかったことだからまとめようと思った。正直、正しいかなんてわからないけど、この姿勢があって何か互いの関係にマイナスになるとは考えられないから、間違ってもいないんじゃないかな。