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短編台本

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ラジオドラマ用に書いたものであったり、1〜3ページで済むものを貼っていきます。もしももしも、参考にしてくださったり、何かに使いたい際は、教えて下さいませ。
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#役者

そして彼女に

彗星ラジオより。去年の秋頃書いたもの。

手紙。の元台本。

愛なのか恋なのか好きなのか嫌いなのかわからない錯乱した瞬間は、当の本人は大変だけど、面白いし、美しいのではと思っていて。ただそんな瞬間の切り取り方や解釈、伝え方、は、難しい。ただかっこつけたいようにも受け取れるし、本音なのかわからなくなったり、目を背けたくなるような恥ずかしさだったり。そもそもこの曖昧さが、全ての人間にあるものなのか。あ

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うさぎ

今、一人芝居フェスINDEPENDENTにて行われている企画「INDEPENDENT1/5」へのエントリー作品。

もう一つ「黄色のユリちゃん」という作品もエントリーしていますが、こちらの「うさぎ」の方が私史上初めての作一人芝居。パソコンの前に座るまでが時間かかったけれど、書き出したら40分ぐらいで書け最速を更新。

出演は入江ほのか。5月5日に行われるはずだった作品「手紙。」から、また手紙を書こ

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血が足りない。

こちらも一昨年の秋頃彗星ラジオ用に書いたもの。

自劇団の稽古中で、客演として出演して下さった野倉さんに読んでもらおうということで名前はそのまま。

当時ホットヨガのインストラクターをしていて(今はお休み中)とにかく汗をかきまくり体力を消耗した日々を送っていて、血が足りないと思いながら過ごしていたのでこのような感じに。健康的な生活でありたいという自分の願望。

狐のコンちゃん

彗星ラジオラジオドラマより。

一昨年11月頃に書いたもの。キツネシリーズ。

自分が自分である話。

これから狸の婿入りに実は繋がってる設定。

名前をつけた

彗星ラジオドラマ。一昨年書いたもの。

当時「おっさんずラブ」がめちゃくちゃ流行っていたのでその影響?と言われたけれど全く関係なく、とにかくこれも男性がよく喋る本を書くということがテーマ。

最後のオチは、高校の時理科で聞いた遺伝の話。高校の時の知識は結構今でも思い出すので、もっとちゃんと授業聞いておけばよかった…。

キツネアザミでも感じたけど、書いてて「男」とか「女」とか、関係ないものに自分は

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白い花

彗星ラジオにて、去年の梅雨頃に書いたもの。

「とにかく男性に喋らせる」ということだけを目標に書いた。

この話を書く前に山田詠美さんのタイニーストーリーズ「電信柱さん」を読み、動けないものの視点の話は面白いなと思って書いた。私の家では実際コーヒーの木を育てているので、彼をモデルに。

毎回書く時、起と結を先に思いついてから中を埋めていく作業をしていくけれど、この話は起とやりたいこと、だけを決め、

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サンタの夏休み

彗星ラジオドラマで2018年の夏読んでもらったもの。読み直したら改めて長かった。笑

動物シリーズでトナカイが登場。長かったけれど個人的にはこのお話もお気に入りなので、ちょっともう一回ラジオドラマでもラジオドラマじゃなくても(じゃないとしたら書き直して)やりたい気待ち。

※もしももしも、参考にしてくださったり、何かに使いたい際は、教えて下さいませ。喜びます。

狸の婿入り

オチがもっとも気に入ってる作品。ただ、久しぶりに読み直したらオチまでが無茶苦茶。笑 

(基本的にラジオドラマは始まりとオチだけ考えてまとめて書くので大抵はちゃめちゃなんですけど)

タヌキの兄妹のお話。

図々しくお願いをすると、テンポよく読んでください。笑

無茶苦茶でも、役者さんを通して読んだら全然印象が変わるもので、昔彗星ラジオで同い年、凡タム小谷地希が、私の想像通り、そしてそれを超えて読

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狐のうそ。

彗星マジックラジオドラマで去年4月に披露した作品。林檎の君へ。で「キツネアザミ」という作品をしたのですが、それの元ネタ(?)です。これから派生してキツネアザミができました。

男は、男。キツネアザミでは松永和真。キツはキツネ。キツネアザミでの大橋未歩。妹はキツネの妹。キツネアザミでは弟にして銭山伊織。に演じてもらいました。

書いた当時のまま載せます。

稚拙極まりないけれど、ここから30分の台本

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