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川光俊哉賞受賞作品、ほか幾つか読みました

第1回 川光俊哉賞(川光先生講評

『セイコの瞳に地平を駈ける獅子を見た』にゃんしーさん

 にゃんしーさん、というのは知る人ぞ知る、知らない人は誰もが知らない私と籍を入れているひとなので、さん付けして書いたりするのも変な感覚ですが、これで。

 誉めて伸ばすタイプのにゃんしーさんが同人誌にしているけれど、カクヨムでも読めます。

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 装幀可愛いんですけど(誰が作ったのかな)暫く同人誌即売会は無いでしょうね……。webで読むひとは、webで。

第2回 川光俊哉賞 佳作(川光先生講評)

 『人魚の棲む部屋』saeさん

 この小説がですね……。
 ネタばれを突然仕掛けたら悪いと思うので伏せたいのですが。ちょっとしたフラッシュバックを起こした、と記しても良いのだろうか、心配だけど書いてしまおう。それから、「※〜〜表現あります注意」っていう但し書を書いてwebなどに掲載するパターンも世の中にはあることを考えて、この小説に但し書が無い状態で読めて良かったな、と思いました。(ってここに書いてしまうと無かった意味が薄れるので困ったな)

 精神を揺らす小説こそ思い切り読めば良い。
 揺れを与えるほど尽くした筆は、どんなジャンルでも尊い。

 というか、どうなんだろう、やっぱりこの感想自体無い方が良いかも知れない。ごめんなさい。すぐコロコロと謝るな! ハッ! 申し訳ありません! すぐ謝るなと云っただろうがッ!! 申し訳ありません!!!

第3回 川光俊哉賞 佳作(川光先生講評

『輝く眼鏡に……』 亜済公さん


 というわけで、第4回以降も楽しみにしています。webの投稿小説、殆ど読まないのですが、川光先生の授賞作なら読もうかな、みたいな指標が出来たので、私には行幸。

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阿波しらさぎ文学賞

あと、阿波しらさぎ文学賞受賞作を読みました。

 やっぱり阿波踊りとか出すんですね。あと、流行病の作品上での扱いのことを考えました。

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第二回かぐやSFコンテスト

 こちらはほぼ未読。ちょっと候補作多過ぎてしんどい。選外佳作も発表されたようで、多くのひとが参加出来ている感やってる感。

 ただ、島アンソロジー貝楼諸島よりという企画に、私が参加希望を出しているので、その関連で少し様子は伺うつもりです。応募はしません。

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 最後に、第1回 川光俊哉賞『セイコの瞳に地平を駈ける獅子を見た』に関して、反論的な文章が届いたらしく、それも読みました。破滅派って何の団体か判らないのですが、何かな、何々集団?

 思ったことはあったけれど、さておき、最近文芸時評とかあまり読まなくなったので、まあこれも読めてよかったかな。いや、反論をこんなに労力を払って書くのは普通に偉いかも。反論じゃないと云われたら、云われたときに直しますね。

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 あ、桜庭一樹氏の作品は、文學界を買わないスタンスで。サルベージはしたでなあ。

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 なんかキレが無いけど、以上です。ねこちゃんは、ほっとけーきを食べるために眠ります、ぐーぐー。

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