☘いつでも思考が先、現実が後ですよ

こうなりたい、あぁしてみたい、と思ってもなかなか踏み出せないのはマインドの仕業です。

ある程度準備が整ってからと思ってるといつまで経っても踏み出せないもの。

それは何故かというとマインドがブレーキをかけるからなんです。

・そのスキルを学んでから

・必要な資格を取ってから

・その分のお金が出来てから

・落ち着いた時間ができたら

そう思ってるとほぼ出来ないです。出来ない理由を自分から準備しているので、今は仕方ないと納得してすぐ諦めることが出来るからです。

このマインドに惑わされないためには、どんな小さなことでも良いからまずは始めてみること。

例えば、動画を配信してみたいと思ったらまず動画を撮ってみる。スマホひとつで出来ること。

まずやってみると色々気づくことがある。

ずっと手で持ってるのはやはり面倒だとか、声のテンションはどうだろうとか。

この時、無理かな、どうせ誰も見てくれないだろうなとか、今更動画配信ってのも遅れてるかな、とか考えない。外のことはどうでも良いのです。やりたいかやりたくないか、それだけです。

次にやってみて気づいたことを改善する、スマホを置くスタンドを買いに行く、色んなトーンで話して撮ってみるなど軽く頑張らないで出来ることをやってみるんです。

どんどんやっている間にまた次やるべきことがやって来ます。その先に続くことが閃きます。

マインドは、メンタルに負担がかからないことに関しては割と寛大です。マインドがブレーキをかけないくらいの気軽さで出来ることを重ねていけば良いのです。

会社を辞めてユーチューバーで稼ぎたい！と思っても、いきなり会社辞めてしまうことにマインドはブレーキをかけます。

当たり前ですよね。よっぽど貯金があるなら別として、そんなことしたら生活が成り立たないから。マインドは堅実なのでGOサインはなかなか出しません、それが踏み出せない理由なのです。

精神的にも肉体的にも、マインドに助けられていることは多いのですが、だからといってマインドだけに従っていると、本当の自分というものには辿り着けないのです。

マインドは自分のものと思いがちですが、遺伝や環境、常識など、他からの情報によって形作られたものです。枠にきちんと収まるようにプログラムされた、思考の癖みたいなものです。

この思考の癖を外すのは難しいのです。

この物質的社会で生き残るため子供の頃から呪文のように繰り返し繰り返し気づかない内に刷り込まれた常識だからです。集合意識に組み込まれてしまっているので抜け出すには、まずは気づかなければなりません。

気づくためにはまずこの思考の癖について知らなければなりません。

概ね癖というものは自分ではなかなか気づけず外からの情報に依るところが大きいものです。人から言われたり写真や動画などをみたりすることで、客観的にあぁそうかとなるわけです。

自分を客観的、俯瞰にみることって大切です。これも何度か過去に書いてますが、これが出来ないと自分軸には辿り着けないくらい重要なんです。

だからマインドがブレーキをかけないくらいの小さなことから始めて、小さなことを重ねていく方法が、やりたいことの一歩を踏み出すには1番の早道なわけです。

思考とマインドって何が違うか、ということですけれど、思考は良いも悪いもありません。アイディアや計算、ひらめきを現象としてただ捉えるだけです。マインドはそれに良いか悪いかのフィルターをかけジャッジします。

花が咲いている(思考)

この花は嫌い(マインド)

マインドは人によって違いますから

この花は好き(マインド)

となる場合もあるわけです。

思考が先でまず動いてみる、するとその現象が遅れて現れるのです。

「やりたいことをするにはまず準備してから」と思考してるとやはり「やりたいことをするには準備しなくちゃできない」現象が現れるのです。

自分に制限をかける思考は必要ありませんし、うまくいく、ワクワクする、ポジティブで楽しい結果を思考すれば、小さくてもその通りの現象が現れます。

いきなり大きなことをするのではなく、ちょっとの繰り返しの積み重ねが気づいたら大きな一歩になっていた、というのがきっと正しい方法なのだと思うのです。

それから、うまくいく時には苦労しなくてもひょいと出来てしまうものです。

頑張ることより楽しむこと、大きな一歩より小さな一歩を選んでいくと、スイスイと進みやすいのはそういうことです。

というわけで、

何かしてみたいことがもし心にあれば、小さな一歩を踏み出してみましょうよ。(*´꒳`*)