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甘ったれた失踪

ご無沙汰してます。

皆さんはお元気でしたか。
この記事が表示TLに表示された人たちはおそらくお察しの通り、Twitterアカウントを作り直しました。

前垢を消した理由としては自滅です。軽くやらかしたので消しました。
というついでに前々からアカウント消したかった欲をついに実行したってところで。まぁともかく自滅です。SNSきっと向いてない。

それで消しっぱではなく作り直したのは、自分がTwitterをやる理由として、
『あの人元気かな』
『あなたの今日はどんなだったかな』
それを垣間見ていたいだけの部分があるので、無論ある程度のここまで築いてきた人との繋がりの面もあるけれど、相手に察されないフォロー整理的な感じで作り直す感じに。

その所為かお察しの通りいいね爆撃は健在。ユーモアと良さと可愛いものには軽率にいいねをしていけ。

と、人を肯定したがりの癖にどうも肯定されるのが苦手なのでして。
消す直前の頃はなぜか自分のやること為すことに大体いいねするようなフォロワーがいて、世間的に普通に考えたらそれは何も悪いことではないのだろうが、私は何故かすごく嫌な気がしてしまう。

簡単に言うと自分を全肯定されることに一切信用できない。

作業ゲーなの?何なの?くらいで全行程というものは信用できない。受け取って考えたうえで面白かったり、良いと思ったらいいねしてくれればいいです。単に考え方が似ていて共感が多かったのかもしれないが『毎回いいね飛ばしてくるけどそれ本当にいいと思ってる????』という不信感しか抱いておらず。

我ながら面倒臭いもので。自分のいいねは軽率な癖に。
まずはそれが嫌で消えたかったのが一つ。

それと、機材やらなんやらの話をオープンにするのが嫌になりまして。
特にTwitterは荒れる。この手の話本当に荒れる。
楽器系統の知識とリスニングオーディオ系統の知識と両方持ち合わせて突っ立っているともう地獄。戦争に勝手に巻き込まれる。付け焼刃が飛び交う乱戦。人のこと言えないかもですがね。

正直もうどっちの人としてもオープンには認識されたくなかったので。知っている人だけ相談があればDM飛ばしてください。多分適当にツイートしてリプ集めるよりちょっといい返答は出来る、筈です。今なら。

これが消したかった理由のもう一つ。

んで、じゃあ何でnote経由で一度帰るかというところだけれどその説明にはTwitterを半ばオープンには辞めてた間の話が要りまして。

アカウントを消した間、世間的には思いっきりコロナ禍、音楽をやる人間にとっては地獄、いや最早様子を見ると迫害にも近いかもしれない、そんな機関が来て、皆家でできるストリーミング配信や制作作業に勤しんでいる中。

私はTwitterと同時に半ば音楽制作ごと辞めてました。

いや、そこを紐づけると語弊があるのですが、しかしオープンに音楽をやることにも嫌気が差していたのは事実。

くだらないツイートにいいねが飛んでくるがその他音楽のことを載せてもほとんどアクティビティが来ない状態。単なるいいね数ではない。何か作品を投稿したツイートに関してはアクティビティの数字は絶対見ていて。それを見れば正直直接会ったときに『また音楽楽しみにしてます』なんて言われても70%くらいの確率で世辞なことは明らか、と思ってしまって。

どうせ私の音楽、いやもっとそれ以前の発信を待つ人など殆どいない。
その癖何だフォロワー1300人て。嘘にも程があるだろう。

作り直した垢見ればお判りでしょう。結局理由はどうあれ私をフォローする人間など150人にも満たない。

(直ぐに気付いてくれた皆様本当にありがとうございます)

そうして、じゃあ誰も待たない、忘れられてしまうと焦ることなくやれるなら、やりたい時にやろうと、音楽のスタンスを持っていけて、そうして私のコロナ禍が始まったわけですが。

ぱったり作業に気が向きませんでした。ウケる。

前々から約束していた作曲案件であったり、公開したかった音源であったりという部分はアカウント消す前で概ねやり切っていたので、急かされる理由が何も無く。思いついただけ作れば良くて。その気楽さに練習したり適当に弾いたりはずっとするのだが、いざ作って形にして、という気力がぱったり消えましたね。草生える。

所詮動かされて作っていたのか、と自分のくだらなさに笑うしか。

そんな自分に嫌気が差してもう大体作り切ったし死のうかなとも思っていたりもして。
作り残したのは大量の歌詞だけ溜まった曲達と、ぼんやり描いていたthe bedroom cloud用の構想だけだったし。私が作った曲もバンド内での私のパートも別に難しくないし。代わりぐらいTwitterの弾いてみたバンドマンがたくさん居るじゃない。それに最近楽器弾いていると手が強張って激痛が走ることもあり。

なんというか、改めて自分を顧みて無能極まった。

と、同時に、無能と自覚するととても気が楽。

誰かにとって有意義な自分、誰かの役に立てるということは喜びになりうるのだが、それを維持すること、その前提で高めていく事が疲れからか単なる苦しみでしかなかったのだと。

まぁそうでしか存在を大体認識されないので余計に『死んで幽霊でも同じじゃん??????』と思ったりもしました。元来私は大分命に対して軽率なメンヘラ。

で、そんな無能、マジで作り上げる気にならなかった。大草原。

yosomi曲すらも本当に沸かなかった。あれは元来レコーディングした後の解放感と勘に任せで遊びで作っていたとかいう気の狂った作曲方法が多かったわけだが、それすらも一曲も作らなかった。

言葉にすると只のイキリですが、頭の中でフレーズが出来て消えては生活の中でほぼ常時起きてます。まぁ別にそこは信じなくてもいいです。レコーディングして現実世界に落ちてこなければ何の意味もないので。

逆に言えば私にとってはその断片的な部分を現実に落とし込んで共有できるようにする、というプロセスが作曲。なんというか、共有する気にならなかったんだろうなと。だって一人で鳴らすだけだったら頭の中でいくらでも遊べるし。じゃあその機材量何よって言われればその一部を現実世界に落とし込みたくて必要なのであって。夢みたいなもんで所詮頭の中だと作っていてもはっきりせずにぼんやりはする。なので歌詞だけイメージのために出てきたりする。

つまりはフレーズが浮かんで忘れて、もっと言えば曲作ったけど没にして、なんて作業楽器すら要らないので、一切その辺の作業をする気にならなかった。

でも面白くないは面白くないので、何曲かはちょっと録った。でもthe bedroom cloud用に未だ非公開か、ミックス技術の勉強と実験にしか使っていないのが現状。本当は他人のパラ音源が欲しい。

そうして、半ば音楽を辞めてました。自粛期間で録り時、上げ時だってのに。
まぁ毎日出勤はしていたから外出自粛で時間があったわけでは全くなかったので。寧ろ時短された上で忙しかったので普段以上に疲れた。給料も減ったし。

じゃあ何してたかというと、Netflixで攻殻機動隊を全作見ていたのと、Skyを頻繁に開いてました。

攻殻機動隊の新シリーズが始まるということで、Netflixに登録して最新作は全話見終わって、改めて過去作も全話見た。ARISE以外。ARISEファンには申し訳ないのですがあれだけは見返す気が起きない。例えCV坂本真綾さんでも。

まぁ割とそっちはどうでも良くて、どっちかというと有意義だったのはSkyの方。

詳しいゲームの内容についてはまた別途綴りますので省略。


端的にこのゲームの中で何をしていたかといえば、ゲーム内の要素を進めるのは勿論なのだが、ゲームの中でも楽器を弾いており。

Skyにはアバターアイテムの収集要素の中に楽器がありまして。よく出来ていることに見た目だけじゃなく弾けるという。

2オクターブキー固定の制限付きで。

つまりは15音、3×5の演奏パッドみたいなものが表示され、それで弾くことになるのですがこれが鍵盤やってようと最初はマジで弾けない。音域も狭ければ下手に#も♭も付けられないので曲も限られる。

逆に設定が上手いなとも思った。これで演奏技術で優劣が派手につくこともない。本当に楽しく鳴らすだけ、が出来る。

そうして、Skyにインしては人が来ないようなところに飛んでって座り込んで楽器を弾いているようなことを繰り返していたのですが、悲しいかな、その方が何となく音楽の本来の姿として正しいような気がして。

人が来ないような高台だったり狭いところだったりに繰り出して弾いていても、そこまで広くないオープンワールドなので音を聞きつけて数人が立ち止まったり、滅茶苦茶音外したりで練習していても立ち止まって拍手してきたり、あまり目標らしい目標もないゲームのせいか、結構傍に座り込んで聴いているだけの人が来る状態。国籍も多種多様、勿論日本の曲を弾けば日本人もたまに来るが、結構アジア系広く立ち止まっていく事が多い。

まぁこの話はそこまで広げる気もないのですが、ともかくそっちで改めて劣等感とかなく、ニュートラルに音楽を楽しんでいた節がありまして。疲れた音楽家は一度やってみるといいかもしれない。尤も、周りにそこまで疲れている人見受けられないので共感されないかもですが。

そうこうして2か月くらい経った。
そろそろ何しようか、となった。

半ば音楽を辞めていた、とさっきから表現してはいるが、私にとって完全に音楽を辞めることは不可能に近く。以前私と音楽の関係性を煙草に例えて辞められると言ってきた無責任な人がかつていたのですが依存というか癒着がそんなものではないので。正直音楽やらないなら今すぐにでも国道でトラックにでも撥ねられていい。それ以外にこの世でやりたいことは無いですし。幸か不幸か今は恋人がいる身でもない。さっさとおさらば。

じゃあどう音楽をやるか、それを考えられるくらいまでは感覚が戻って来まして。
それで少しsallvage blleumineを進めようと思ったのですが、今まで通り自分の歌で曲を作っていて、何か違和感がありまして。

やりたいのこうじゃないなと。

そっからまた2週間ぐらい音源のミックスやらマスタリングやらやり直しながら再考して、本当はどういう歌物バンドがしたい?と。

インストなら割とthe bedroom cloudとyosomi、それから個人名義で事足りる。どうも実際バンドでやりたいものとなると何か今まで通りだと違和感あり、でも方向性自体はsallvage blleumineの名前には沿ってる気はするな、何だろう、と。

で、答えが出たので、一人では出来なくて、あわよくば協力して貰えないかと文を綴ってTwitterにもリンクして言葉晒す気になりまして。

簡単に言うと、男女ツインボーカルがやりたくなった、という。

今までは、5人編成想定で歌ものバンドがやりたくてやっていたのですが、自分が鍵盤とギターと歌でまぁ他はあまり説明する必要もないですかね。しかし、自分にとって歌が『歌いたい!』と前に出てくるものというよりは、『自分の言葉は自分で歌わないと説得力がない』くらいまでに概念が落ち着いていて、その上自分の声にそこまで愛着もないので、それだけで構成する事で何となく枷になっているように思えまして。

んで、歌の編成をもう一人足したくなったと。

結局今のやりたいバンド編成としては、

・El Gt. , Key. , Male Vo.(私)×1
・Ac Gt. , El Gt. , Female Vo. ×1
・Gt. ×1
・Key ×1
・Ba. ×1
・Dr. ×1

正直まだそのデモが出来ていないので何とも言えないのですが、この編成でエモ・マスロック・インディー由来のジャパニーズミュージックがやれたらいいなと。
同期を使用しないのは以前と変わらず。というか、ギター最大3人取れて、鍵盤2人にしてもギターが2人残るのだからそもそも同期は要らないだろうと、強いて言うならDr.にサンプリングパッドを使って貰いたいくらい。

ざっくりジャンルも上記したのですが、結局のところ歌で表現したいのは『エモーショナル』で。この言葉は元々面倒臭いのに一時期流行ったことにより余計に面倒臭くなってしまいまして。

私はギターの音で音圧を出せばエモーショナルだとも、儚い言葉で歌いかければエモーショナルだとも思わない、その音の要素も言葉の要素も鑑みたうえでそのどちらでも表現しきれない『エモーショナルと言いようがない部分』をいかにリアルに引きずり出して音楽としてその場に置くか、が私にとってのエモーショナルで。

そして、それを死ぬまでに何処までやれるかが、私の人生だとも思っており。

ミックスやマスタリングをこの先も試行錯誤したいのもそう。
その他知識で誰かの音楽を支えたいのもそう。
音面や言葉面以上のエモーショナルを如何に出すか、そして誰かの音楽をそれを如何にさらに引き出したいかしか考えていない。

Twitterのアカウントを消す程度、とても甘ったれた失踪のような飯事をしながら、再確認できたこと。

それをまたやろうかなと思っている、それだけでちょこっと顔を出しました。

正直全く使わないと知り合いのライブとか新曲・映像作品の解禁とか一切情報が入ってこなくて置いて行かれ始めたのでそれも不便でちょこちょこTwitterには戻ろうと思います。

まぁ今後機材の話とか諸々の話はもうする気がないですが。インスタでたまにやるのでそっち来てください。

あ、あとそういえば名前変えました。本名は変わってないですが大っぴらに出す名前としては。まぁ本名ひっくり返しただけなんですけどね。字面は気に入ってるんですけれど世の中『ユウト』が多すぎるんですよ。

活動名・小石人悠(コイシヒトハル)で今後お願いします。別に呼ばれ方は本名だろうと何だっていいです。

以上生存報告でした。

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