「ウソの世界」を終わらせる方法
1.ウソの世界とは?
簡単に言うと、今現実だと思ってる世界のことです。
詳しくは、前回のnoteを参照してください。
2.ウソの世界を終わらせた有名な人
仏教の開祖、ブッダです。
彼の実践方法で、これまで多数の人が悟ったとされています。
3.悟りとは、認識のパラダイムシフト
見る人によって、何に見えるかが異なるものがあります。
下の絵は何に見えますか?
ウサギに見えた人、アヒルに見えた人、両方いると思います。
もう一つ、下の女性は、時計回り、反時計回りのどちらに見えますか?
これも、時計回り、反時計回りの両方に見えます。
初期仏教が説く「悟り」とは、世界の見方をチェンジさせること。
主に、テーラワーダ仏教(初期仏教,上座部仏教)の本や、ニー仏さん(魚川祐司さん)の本を読み、多少の瞑想実践を試みた結果の感想です。
(私は悟っていません。)
4.仏教が説く、本当の世界とは?
ただ、生成と消滅を繰り返す現象があるだけの世界。
そこには、私もあなたも、人生も何もありません。
ただ、涅槃(煩悩から解脱した、心の安らぎ)だけがあるようです。
5.ウソの世界を終わらせる方法
簡単にいうと、瞑想を通じて真理(無常,無我,苦)を認識することです。
詳しくは、初期仏教に関する本を参照してください。
以下推薦図書。
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6.正気と狂気
ただし、悟ってしまったら、死ぬ(入滅する)か、出家するかしかありません。
初期仏教が目指す境地は、私たち凡夫(悟っていない人)から見たら狂気でしかありません。
普通の人が「ある」ように見えるものが、「ない」ように見えるということはそういうことです。
どちらが「ウソの世界」なのかは、人によるということです。
ここで言う「ウソの世界」とは、初期仏教の立場から見た私たち凡夫の世界のことです。
スピリチュアリティには、現代社会とは異なったパラダイムがあるので、危険性を孕みます。
次回はその辺について書こうと思います。
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