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【評価19/25点】香港旅~2023年1月~

6日間の香港滞在において、大学生の価値観で感じたこと・評価を書く。
香港の、独断と偏見で満ちた評価は以下の通り↓

治安        ☆☆☆☆☆
食べ物        ☆☆☆★★
物価        ☆★★★★
交通機関の利便性  ☆☆☆☆☆
綺麗さ       ☆☆☆☆☆    合計19点(25点中)

治安(5/5)
理由:日本よりも治安が良いと感じたから。
香港マフィアのイメージから、香港は治安がよろしくないと思う日本人は多いのではないかと思う。
だが、それは過去の話であると言いたい。
見てきた感じ、犯罪に巻き込まれるリスクがある場所はほとんどない。
(チョンキンマンション付近の狭い路地は少し危なそうではあったが、狭い路地なんて世界共通危ないのでノーカウント)
池袋にいることが多い私にとって、ウザいキャッチがいない分、日本よりも治安は良いと感じた。

食べ物(3/5)
卵麵、茶、エッグタルトが有名だった。
全部美味しいのだが、薄味であることは否定できない。
(香港人に激太りした人がいない理由はここにもあるかもしれない)
ちなみに、香港のセブンイレブンには32香港ドル(約550円)で食べられるガーリックヌードルがある。これが勤勉な香港キッズに人気らしい。
8時にはフードコーナーが閉まるので、気になる方は早い時間に行ってみてほしい。

物価(1/5)
これは大学生の金銭感覚というのもあるが、物価は高いと感じた。
「本当に消費税ゼロなのか?」と疑うくらいスーパーに置いてある商品の値札に驚いたことを覚えている。
知人の感覚だと、香港人は日本の300円の物価感覚を500円ぐらいだと思っているらしい。
そんなところから、大学生の旅先としては物価は高すぎると判断したので、5段階中1の評価にした。

交通機関の利便性(5/5)
多様かつ安い。この一言に尽きる。
下の特徴欄に詳細を書くので、ここでは省くが、最高の利便性だと評価したい。

綺麗さ(5/5)
街中どこ歩いてもゴミが落ちていない。こんな国は初めてである。
散歩をしていると、掃除している人をよく見かけたので、彼らの功績なのだろう。国が雇っているのか分からないが、掃除をする用務員さん(?)が多い気がした。
空気も日本と同じくらい綺麗に感じたので、綺麗好きな日本人には絶好のロケーションなのではないかと思う。
(ただ室外機の真下にいると、水が落ちてきたりするので、その辺は注意したい)


・香港の特徴


①交通機関が多様かつ安い
MTR(地下鉄)・フェリー・二階建て路面電車・二階建てバス・小バスが主に挙げられる。
フェリーは片道約40円前後で乗車できる。(九龍半島~香港島)
また、8分間隔で運行されていたため、待機する時間が少ないというのも特徴である。
他の交通機関も値段は忘れたが、約50円~200円で利用することができた。
ちなみに、オクトパスという日本のPASMO・Suicaのようなカードを作っておくと、飲食も移動も快適に行うことができる。
観光客が必ず行くヴィクトリア・ピークに向かうためのピークトラムでは、乗車券購入で結構混んでいたので、旅程次第では必須といえよう。

九龍半島にあるブルース・リー像、横にスターバックスがある。



②物価は高い
1香港ドル=17円だったわけだが、基本日本より何もかも高い。
例えば、どんなに安い料理屋でも、900円以上のメニューしかない。
食べ盛りの大学生にとって、食費が高いのは辛いといえるだろう。
ちなみに、九龍城塞跡周辺はほんの少しだけ安かった印象がある。
(タイのお店が多かったから、タイ人向けに安くなっているのかもしれない)



③公共施設が充実している
無料の博物館や動植物園、子どもの遊具等の公共施設が非常に充実していた。
特に香港島にある動植物園は、子ども大人関係なく楽しめる憩いの場といえるだろう。

九龍半島-香港島を行き来するスター・フェリーから見た景色。50円くらいで乗れる。



④一軒家がない
グーグルアースで確認してみてほしいのだが、一軒家はマジでない。
(山の上とかには宮殿みたいな家がこしらえてあったりするのだが、それは一軒家とは言えないくらい大きいのでカウントしない)

⑤クラブ文化
知人情報であるが、○○クラブの会員になることが名誉だと思う文化があるそうだ。実際にクラブ会員限定の施設は多かった。

⑥アダルトな広告が多い
多いと言っても、宣伝されている商品は、オカモトの0.01コンドームである。日系企業の商品が海外で活躍しているのは嬉しいことだが、二階建てバスの大きい枠に掲載されていると、気まずくなる人も中にはいるのではないだろうか。


・香港人の特徴


①良い意味でシャイ
性格は日本人と近い部分があると感じた。
というのも、理由なく他人に干渉してくる輩がいないからだ。
東南アジアでは、池袋のキャッチみたいな輩が常にいたが、香港にはいないのである。
そのため、キャッチ経由のトラブルに巻き込まれる可能性も低いと言えよう。

②順番を守る
日本人の感覚で言えば、当たり前なのだが、香港人は順番をしっかり守る。
ベトナムや中国本土では、「列」という概念が無に等しいので、その点親近感が湧いた。

③外見に気を使う
街の外見はニューヨークに似ていると感じた香港だが、香港人の体型はスリムな人が多い印象を受けた。スリムとは言えない人も勿論多いが、肥満体の人は全く見かけなかった。
食べ物や運動、健康知識等様々な面から外見を意識した生活を送っているように感じた。

④英語が通じる
元々英国が統治していた歴史もあって、英語はほぼ通じる。
だが、通じない人には「チキン」すら通じないので、ジェスチャーで対処した。(二人で鳥の真似をするのも楽しかったよ)

⑤金融リテラシーが高い
これまた知人情報だが、香港人の多くは金融資産を分散して保有し、投資等の運用を行っている。
そして、投資と仕事を両立することで、高い所得を得ているらしい。
クラブ文化の浸透も、投資における会話を含めた会食用のレストランが必要だったりしたのではないかと思った。

⑥せっかち
順番は守るが、せっかち。これが香港人の面白いところだと思う。
例えば、飛行機が空港に着陸すると、シートベルト着用ランプが消える前に、荷物を取り出そうとして、CAが強めに注意していた。「みんな凄い急いでるなぁ」と思って見ていたが、出口まで次第に列ができて、のろのろ動き出すと、流れに逆らわないのである。
滞在中もちらほら散見されたが、せっかちなところはあると思う。

⑦大体スマホいじってる
日本人以上にスマホいじってる率が高い。というか、人と話すとき以外常にいじってるように見えた。歩きスマホも当たり前なので、よく人がぶつかっていた。
不思議に思った点としては、ティックトックを見ている人を一人も見かけなかった点である。東南アジアを旅した時は、スマホをいじっている人の8割はティックトックに釘付けになっていた。
それに対して、香港人の場合、Instagramやゲーム、チャットアプリ等様々だった。


終わりに
本稿では、香港と香港に住む人々の特徴をまとめた。念を押すが、個人が見聞きした特徴なので全員にあてはまるわけではないことを留意してほしい。


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