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飲食に関わる仕事は天職だった!その3

除籍謄本で確認すると、荏原さんの高祖父5代前のご先祖「新次郎」さんの
出身地は東京府京橋区だった。その後何かのご縁で、神奈川県横須賀市の
荏原家の養子になったのだった。

東京府京橋区」のことを教えた途端、お父さんは「えっ?京橋区?そうなんですか?実は、叔父さんが飲食店を京橋区に出したことがあって、その時なぜ?京橋区?と疑問に思っていたのですが、これで合点がいきました。そんなご縁だったんですね~」としきりにうなずいていた。

さて、本題の初代「新次郎」さんは何をしていたのか?私は国立国会図書館の資料から見つけ出していたのである。
それがこれ
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なんと、大正14年の資料で、日本料理店を経営していたことが判明。
お父さんによると、記載されている住所には、過去叔父さんがそこで飲食店を経営していたとのことだった。

家族が全く知らなかったご先祖のお名前と、郷土資料に載っていた記載内容をみて、びっくり仰天。けれど、飲食に関わる才能は脈々と受け継がれてきたことに、一同納得。

その後、おばあちゃんとお父さんから、荏原さんが今まで知らされて来なかった一族のファミリーヒストリーを色々と聞かされることになる。特におばあちゃんは、たくさんの記憶が蘇ってきたようで、饒舌な語りだった。

帰りがけに、お母さんが私にこう話してくれた。
「おばあちゃん、最近コロナ下で元気がなかったけど、今日の楽しそうな語りを聞いて、安心しました。本当にありがとうございました。」

その言葉は私にとっても、何より嬉しい一言だ。

今回の家系図コンサルタントで、最後にお父さんから
「これから、私たちのいく方向性を教えてください。」と言われたので、
こんな風にお伝えしてコンサルタントを終えた・・次回へ続く


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