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兄弟間の劣等感は個性の違いをわかってないから!

昨日は、私自身の姉妹間の劣等感のことを書いたが、今日は別の視点から劣等感を紐解いてみる。これは、私が家系分析の仕事をしてて、気づいたことである。

30代の起業したばかりの男性で結果がなかなか出ないことを悩んでいた。
お悩みを聞くだけのランチをした時に、彼は家族についてこんなことを話した。

「僕は3兄弟の真ん中で、兄と弟は出来が良くてスムーズに大学進学し、大手会社に就職。どちらも結婚していて安定した生活。独身者は僕だけなんです。昔から僕だけ、成績も悪く私立大学に入り、親に負担をかけたのが一番大きく、更に就職した会社をやめて起業し、成功しようと頑張っているけど結果がでない。なんとも中途半端な人生だとつくづく思うんです。」

彼の言葉から、兄弟に対して劣等感は持っていても、兄弟仲は悪くないと感じた。また、両親との間も特に問題なく、離れて暮らしていてもしょっちゅう連絡を取っているらしく、問題は兄弟に対する劣等感をなくすることだと思った。

同じ両親から生まれても、兄弟は父方母方の遺伝子の影響の大小で、それぞれ違ってくる。私は彼が母方の遺伝子の影響が強いと思い、母方の祖父は何の仕事をしていたのか?聞いてみたら、「全くわからないです。」との答え。

けれど、私の目の前で母親に電話して母方祖父の情報を聞いてくれて、商売をしていたらしい情報を得た。ちなみに、父方祖父は公務員の家系だとは話していた。

彼に母方祖父の家系図を作ってみない?と提案したら、お母さん大好きな彼は、すぐに承諾してくれて、作成させてもらい家系図コンサルタントを行ったのである。

2か月後、家系図を見せて彼にお伝えしたのは、
「あなたの本来持っている能力は母方祖父の家系が持っている経営者の流れなのです。お兄さんと弟さんは父方のほうなので、ふたりと違うのは当然。
他のふたりが持っていない能力は経営者の資質。だから起業したのは必然。
そして、母方祖父が応援しているはずだから、自分の能力に気づいてみてごらん。きっとうまくいくから~」ということ。

数か月後、彼から売り上げ倍増の報告があった。きっと彼の兄弟に対する劣等感も無くなったことだろう・・

兄弟は、それぞれ違う個性を持っているのだから、違って当然。劣等感を感じることは、何かを比較するからであって、お互いの個性を認め合えば
自然と劣等感も無くなるのだと思う・・・


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