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令和の三種の神器、Withお掃除ロボ時代のニューノーマル_トーキョー爆誕子育生活

令和の三種の神器といえば「食器洗い乾燥機」「洗濯乾燥機」そして「お掃除ロボ」。様々な知人から「子どもが生まれたら三種の神器は必須」との助言をいただき、散々悩んだ挙句にまずは「お掃除ロボ」をお迎えしました。というわけで今回はプレママ・子育てネタから少し離れて、お掃除ロボがいる生活の妄想と現実と、Withお掃除ロボ自体のニューノーマルについてお伝えしたいと思います。

「子どもが生まれたら必須」の意味

「子どもが生まれたら子どものお世話で手一杯、なるべく家事の手間を省力化しないと大変、いやむしろ詰む」というのが知人からのアドバイス。特に「共働き」で「実家が遠方で親に頼めない」という条件が揃った場合は必須だと強くお勧めされました。そして我々夫婦もこの条件に見事に当てはまるため、慎ましい生活の中で、清水の舞台から(旦那様が)飛び降りてお掃除ロボをゲットしました。

ちなみに我が家にお迎えしたのは「IROBOT ブラーバジェット240」(以下ブラーバちゃん)、掃除機ではなく「床拭きロボット」なので、水拭きから乾拭きまで器用にこなす優れものです。

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お掃除ロボの妄想と現実

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お掃除ロボットを飼うまでは「お掃除ロボットのある生活」を以下のように妄想していました。

・日常生活の中に溶け込み、日常生活を邪魔せずに掃除してくれる
・家族が家にいない時に掃除してくれる
・掃除の手間が省けるから掃除を意識しなくて良くなる

ところが我が家の場合、お掃除ロボをお迎えしてみると妄想とは全く異なることが判明しました。

まず「日常生活を邪魔せず掃除してくれる」妄想に反し、お掃除ロボを作動する前には床置きの家具・家電を邪魔にならない場所に移動させるという作業が必要になりました。もちろん移動させなくてもブラーバを走らせることは可能ですし、置きっぱなしでもその場所を避けて掃除してくるだけです。ですが、我が家のブラーバちゃんが果敢に観葉植物に頭から突っ込んでいく様子を見るにつけ、その健気さにキュンとした気持ちになるため、ブラーバちゃんに気持ちよく走ってもらうために障害物はなるべく撤去するようになったのです。

次に「家族が家にいない時に掃除してくれる」妄想に反し、ブラーバちゃんをお迎えして早々に新型コロナによる在宅勤務になり、私も旦那様も常に在宅状態となったため、結果として毎回走るブラーバちゃんを見守ることになりました。そして、前述の障害物には当然人間も含まれるため、PCを持って20〜30分はベットに避難、ブラーバちゃんの邪魔にならないように配慮しています。

最後に「掃除を意識しなくて良くなる」妄想に反し、ブラーバちゃんをいつ走らせるか、どのパット(乾拭き・水拭き・超水拭き)にするか、について逆にほぼ毎日考えるようになりました。ブラーバちゃんを飼う前は床の汚れに見て見ぬふりをし、週末に重い腰をあげてやっていた掃除が、毎日行うものへと意識が変わったのです。

Withお掃除ロボ時代のニューノーマル

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このように書くと逆に手間が増えて大変になったと思われるかもしれませんが、結論から言うとブラーバちゃんをお迎えして良いことしかありません。

一つ目に、毎日ブラーバちゃんを走らせるので毎日床がピカピカです。床がピカピカなだけでこんなに気持ちがアガるのかと驚くぐらい、床が綺麗なことは精神衛生上重要だと気づかされました。

二つ目に、旦那様が積極的に掃除に関与してくれるようになりました。ブラーバ以前の我が家では、掃除はあくまでも掃除であり、週末に重い腰を上げてやるもの、という位置付けでした。しかしブラーバちゃん以降、掃除は「ブラーバちゃんタイム」に置き換わりました。この二つは気持ちの面で位置付けが全く異なります。面倒から楽しみに、作業からお世話に。その結果、「ブラーバちゃんタイム」に関しては私よりも旦那様がずっと乗り気で、ブラーバちゃんの面倒は自然と旦那様が見てくれるようになりました。

このように、以前はお掃除ロボットを「今までの掃除を置き換える代替品」と捉えていましたが、実は「ブラーバと過ごす新しい生活」に移行した事に気づきました。まさに「With お掃除ロボット時代のニューノーマル」、そう、最近良く新型コロナの文脈で言われている概念に近いものです。

ちょっと抽象的ですが「With OO時代のニューノーマル」とは、既存の生活の延長線上で何かを置き換えたり、何かを犠牲にして別の何かを手に入れるような事ではなく、全く違う価値観の中でこれまでと異なる手間隙を掛けるたり、工夫したりする事で、生活を全く異なる次元に移行(アップデート)して、楽しみや良いことを見出すことができる世界なのではないでしょうか。

ブラーバちゃんは予め障害物を取り除いたり、作動中は人間が避難したり、毎日あれこれ考えて世話したり、既存の生活の延長線上で考えれば一見面倒なことばかりかもしれません。しかし、Withブラーバに合わせて自分たちの生活や価値観を前向きかつ積極的に変化させていくことで、とても満たされた素敵な新しい生活を送ることができる、それがニューノーマルなのだと、我が家のブラーバちゃんは気づかせてくれました。

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というわけでこのnoteは、ブラーバちゃんに頑張ってもらっている間、ベッドの上に避難しながらお送りしました。

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