見出し画像

4月に買った本!!

本にまつわるあれこれを改題しました。

あれこれという割に、買った本のことしか書いてなかったので、単純明快なタイトルに変えます!

というわけで、4月に買った本を早速ご紹介。

読み終わってようがなかろうが4月に出会ったものすべてさらけ出します。

今月は全部で9冊!


まずは一冊め。

ぬるい眠り 江國香織


先月、満を辞してきらきらひかるを読んだのですが、あの3人の続編があるという噂を耳にして、読みたい!と思って調べたら、こちらの短編集に入っているのだとか。

実はこれ持ってます。

が、実家にある。

多分高校生か大学生のときに読んでる。でも覚えてないし、持ってきてないし、読みたいし、ということで買っちゃいました。

肝心の続編の方は、え?えー!え?!っていう驚きの三段活用のようなお話でした。

他の短編も楽しく読めて、さすが江國香織といったところでしょうか。

余談ですが表題作は、なんとなーく吉本ばななみを感じました。こんな感じの話があったような気がして仕方がない。わたしだけ?




続いて2冊め。

物語のものがたり 梨木香歩


梨木香歩さん、大好き。

あまり積極的にエッセイを読む方ではないんだけど、梨木香歩さんのエッセイはとにかく好き。ちびちび読み進めるのがお気に入り。

そんな梨木さんの本に関するエッセイが出たとなったら読まずにはいられません。

しかもね、サイン本だったのです。

大好きな作家さんのサイン本とあれば買わずにはいられません。

残り2冊だったので隅から隅まで見て綺麗な方を買いました。

買った日は歯医者さんの帰りで、気分がブルーだったのですが一気にハッピーになりました。

我ながら単純。

まだ初めの方と借りぐらしのアリエッティの章しか読めてませんが味わって読んでます。

エッセイのいいところはどこから読んでもいいところ。




続いて3冊め。

尾崎放哉句集 池内紀編


咳をしてもひとり、という自由律で有名な尾崎放哉の句集です。

この句集については別で記事を書いているので詳細はそちらで。




続いて4冊目。

正欲 朝井リョウ


本屋さんで山積みされてるのを一度スルーしてしまったんだけど、TwitterとかAmazonレビューとか至るところで絶賛の嵐、嵐、嵐で気になってて、やっぱり買いました。

いつも買ってる本屋さんにサイン本が置いてある、というツイートを見かけたのでまだあればいいな、と思って行ったらあったのですぐさま確保しました。

一個前に書いた、尾崎放哉の句集も一緒に買ったんだけど、なかなか見つけられなくてずっと握りしめていたからお会計のとき、ちょっと生暖かくなってしまった笑

こちらもまだ少ししか読めてないのですが、どういう話なのかわくわくと少しの恐れというような。怖さを感じています。時々流れてくる感想が助長させてくれますし、一気に読むよりじっくりじっくり読むのが良さそう。




お次は5冊め。

百貨の魔法 村山早紀


こちらもサイン本。

村山先生のサインは可愛い猫ちゃんのイラストが添えてある、という事実を知って以来、いつか見てみたいと思っていたので、手に入れられて嬉しい。

しかも、その喜びをツイートしたら、先生にリツイートしていただいて、さらにそのことをツイートしたら、まさかのリプライまで頂けてしまう、という幸せすぎる体験をしました。

今年、愛蔵版が刊行されたシェーラ姫シリーズは読んでないんだけど、恐らくその前のシリーズである、魔女のルルーシリーズがドンピシャの世代で、繰り返し読んでいたので、あの時の自分に教えてあげたい。

この機会にシェーラ姫も読んでみようかな。

それはさておきこの本は読む前からとても素敵な出来事が起きて、それがまるで魔法のようで。読み終えたら解けてしまいそうで。

大事に大事にとってあるのです。




6冊め。

茨木のり子詩集 谷川俊太郎編


これは前からずっと気になっていて、Twitterでもちらほら見かけていたので、遂に買いました。

確か高校生の頃に国語の授業で出会ったのが最初かな。結構衝撃を受けて、でも当時のわたしは彼女の作品をわかるほど大人じゃなかったんだと思う。

今読んで沁みる沁みる。

折に触れて読み返したい一冊になりました。





7冊め。

図書室の海 恩田陸


これを買おうと思ったきっかけは、5月に理瀬シリーズが17年ぶりに発売されると知ったから。

理瀬シリーズ。中学生の頃に初めて、「麦の海に沈む果実」を読んで衝撃を受けたのをよく覚えてます。

その後「黒と茶の幻想」、「黄昏の百合の骨」と立て続けに読んでどっぷりその世界観に浸っていたにも関わらず、なぜか番外編とも言える「睡蓮」を読めてないことに気づいて急いで買いに走りました。

ネタバレになりそうだから詳しくは割愛しますが「睡蓮」は「黄昏の百合の骨」の理瀬で、「麦の海に沈む果実」の理瀬ではなかったんだけど、出だしから理瀬シリーズの世界観たっぷりで、短編だけど読み応えありました。

他にも「六番目の小夜子」や「夜のピクニック」の外伝的作品もあったので馴染みのあるものから読んでいるんですが、読むと久々に昔の恩田作品を読み返したくなりました。

でもまずは理瀬シリーズの復習かな。




8冊め。

夜空に泳ぐチョコレートグラミー 町田そのこ


本屋大賞受賞作品はまだ読めてないのに、デビュー作を買っちゃいました。

表紙が結構好みだったのと、伝説のデビュー作という惹句につい手が出ちゃいました。くじらとどっちを先に読もうかなと思って、冒頭を読んだらもう引き込まれてました。

特に一番初めに収録されてる作品にはある仕掛けが施されていて、え!!ってなりました。

すぐに初めから読み返しました。

これがデビュー作とは…恐るべし。




9冊め。

最高のアフターヌーンティーの作り方 古内一絵


マカン・マランシリーズでハマった古内さんの新刊と聞いたら買わないわけには行きません。

しかもですよ、これまたサイン本があったのです!!

昨年、マカン・マランシリーズのサイン本を見つけた時に、持ってるしなぁ…と思って悩んだ挙句買わなかったことがあって、それがずーっと心残りで。

なのでようやく買うことができてるんるんなのです。

そんなわけでこちらの本も大事に大事にとってます。




それにしても4月はたくさんのサイン本に巡り会えてとても幸せ。その数4冊!4/9なので約半分。

4月末からお気に入りの本屋さんが休業になってしまい悲しい限りですが、今年買ってまだ読めてない本を読み進めたいと思います。

また本屋さんに行ける日を心待ちにしています。

ではまた。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?