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養老山・365号線のみちしるべ

1.国道365号線のみちしるべ・「養老山」

ちょうど岐阜県大垣市上石津町に入ったあたりで、この国道365号線には、牧田川を超えるための橋と大きな山が立ちはだかり、一つのトンネルが設置されている。これが通称「養老山」とそこに掘られた「上石津トンネル」である。

2.「みちしるべ」として機能してきた「養老山」

この「養老山」は、国道365号線で立ちはだかっているため、地元の人々だけではなく、国道を通行する多くの人々の目に映っていることだろう。この「養老山」は、旅行や仕事で移動する人々にとって、一つの「みちしるべ」になっていることを、時々耳にする。例えば、「この山を超えたら、もうすぐ三重県に入る」とか、「この山の手前の川でバーベキューができる」とか。このように、この「養老山」は365号線の上で自然に形成された「みちしるべ」という役割を果たし、機能してきたのだ。

3.「上石津町の象徴」である「養老山」

一方、この「養老山」は、上石津トンネルのあたり一帯である「上石津町」という農村地域の「象徴」でもある。地元の人々の声によれば、「上石津トンネル」を、地元の土木組合員の素手で掘り進めていた時代もあったそうだ。また、地元の人々の声によると、「上石津トンネル」では、どういうわけか交通事故も多発しているようだ。トンネルのわりには、とても照明の明るいトンネルであるからか、ヘッドライトをつけることを忘れて走行している車を見かけることもある。したがって、この「養老山」と「上石津トンネル」は時代を超えて、絶えず地元の人々に気にされてきた存在である。私はこの「養老山」「上石津町の象徴」と言い切っても良いような気がしている。

4.国道365号線をご利用する皆様へ

どちらへ行けば良いか、わからなくなったとき、「養老山」を見上げてみては如何だろうか。きっと「養老山」は、みちしるべとしての役割を果たすだろう。「養老山」は、私たちが何か妙案を抱くきっかけをくれるかもしれない。「養老山」は、そんな守神的な存在なのである。


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