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「そして、バトンは渡された」を観て※若干のネタバレあり

おはようございます。泉ゆんです。

11月3日文化の日に、映画館で「そして、バトンは渡された」を鑑賞してきました。

皆さんもご存知かと思いますが、この作品は第16回本屋大賞を受賞した、瀬尾まいこさんのベストセラー小説の実写版です。

7月に「シン・エヴァンゲリオン劇場版」を観たのを最後に、数ヶ月映画館には行けていませんでした。そして邦画を映画館で観たのは数年ぶりでした。

永野芽郁さん、田中圭さん、石原さとみさんの豪華キャスティングだし、原作はベストセラー小説だし、監督は「こんな夜更けにバナナかよ、愛しき実話」の前田哲さんだから、面白いだろうとは思っていましたが、予想以上に良い映画で感動しました。

私の中で、田中圭さんと石原さとみさんは、父親・母親を演じるイメージではなかったので、想像以上に父・母を演じていて、すごいなぁと純粋に感じました。

そして永野芽郁さんの透明感。いやらしい演技は全くなくて、優子が涙するシーンでは、私も自然と泣いていました。

ここ最近韓国ドラマや映画、アニメばかり観てきたけど、邦画もいいなと思える時間を過ごしました。

日常に刺激が欲しくて、裏切りや残酷なラストを好む傾向があるのですが、この作品には一切悪人は登場しないんですよね。

優子の同級生や、2番目の母親・梨花(石原さとみ)の行動に「いや、これは絶対裏切るやつやろ」と思って観ていた自分が恥ずかしい…(一緒に観た友人も裏切ると思っていた笑)

あ、人生って捨てたもんじゃないなと思わせてくれる作品でした。

でも考えれば考えるほど、あの部分って伏線だったのかな、あのシーンはいつのころだろうなど、気になる点が出てきたので、2回目を観に行くことになりそうです。(ちなみに原作は、観終わってすぐに買いました。映画と違う部分もあるみたいで楽しみ。)

元々映画のキャッチフレーズが「もう一度見て、もっと泣くー。」だったのも納得。

まだ納得できていない、優子と同級生の仲や、早瀬くんとの恋模様も、2回目と原作を読んで自分なりに消化したいなと思います。

あと個人的な話ですが、今回久々に一人ではなく、友人と観てきました。友人が映画好きなこともあり、終わった後にあれこれ話せたのがとても楽しかった!一人で考えるのも楽しいけど、感想や考察を言い合えるのって良いですね。

そういう意味でも、2021年一番心に残る映画になりそうです。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

泉ゆん

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