読書をすること。

こんにちは、Yunと申します。
今回は、読書について、自分の考えを書いていきたいと思います。

大学の卒業式での恩師からの言葉

私は、大学では文系で、国際関係を専門に学んでいました。
ただ、自分は不真面目な生徒に分類されたと思います。
大学生活で大切にしていたのが「いかに楽に単位を取るか」。
今考えると、あの頃もっと真面目に沢山勉強していれば、私の人生も変わったのではないかな、と思うのです。

さて、卒業式の日、学位記を先生から受け取り、最後の先生のスピーチを聞いている時でした。
先生はただ、「Just read the book」と仰っていたんです。
それが、就職してからも忘れられず、印象的な言葉でした。

就職すると読書にかける時間が少なくなる

いざ、就職すると、残業だったり、仕事でヘトヘトになったりでじぶんの時間がかなり少なくなってしまいました。
通勤時間に読書をしようと試みましたが、どうしても寝てしまう!
さらに、仕事で散々使った脳を読書に向けることができなくなりました。

自分には根気がありません。働きながら、読書したり、自己研鑽のために資格の勉強をする方っていますよね。本当に尊敬します。

結局、読書ではなく、“何かをしながら気楽に鑑賞できる“「Netflix」や、頭を使わないゲームなどをして、過ごすことになります。
ただ、そんな中でも、恩師からの言葉、「read the book」はずっと頭の片隅にありました。

ある本との出会い

そんな中、立ち寄った書店で興味をそそる本にで会います。
それが、中野京子氏の「怖い絵」シリーズでした。
この本は、とても読みやすく、じぶんの興味の幅を大きく広げてくれました。

・世界史を学んでみたい
・絵画についてもっと知りたい
・もっと違う分野の本も読みたい

などなど。まさに私の人生読本でした。
それから、図書館に立ち寄り何冊か本を借り読む日々が始まります。
中野京子氏の本は、まだ全て読んではないですが、怖い絵シリーズは読破しました。

仕事と読書

そんな中、残業時間が著しく多くなっていきます。
毎日10時過ぎの帰宅は当たり前、しばしば日付が変わる頃に帰宅することも多くなりました。
休日は平日の疲れを癒すため、まさに“何もできない状態“、溜まった1週間分の家事もしなくてはなりません。
ときには休日出勤することになり、確実に私の精神と肉体を蝕んでいきました
図書館で借りた本も読めず、一切手をつけないまま返却してしまう状況。
完全に読書の習慣は潰えてしまいました

休職を通して

そんな生活が続き、あるきっかけで会社に行くことができなくなりました。
そして、心療内科へ行き、休職が決定したのです。

最初はただただ、寝るか、起きていても携帯をいじったりYoutubeを見たり。しかし、仕事で失った“じぶんのやりたいこと“をなんとしても休職期間に取り戻したい、という意思はありました。

そこで、図書館に行き、本を数冊借りました。
最初は、読んでいても内容が入ってこない、読書スピードも遅い、何度も前のページに振り返っては読み直す、そんな状況でしたが、だんだん、改善されます。

結果的に、休職中、沢山本を読むことができています
本を読みながら沢山の知識、考え方などを勉強する時間が持てました。

読書の大切さ

“本を読むこと“がいかに大切か、今痛感しています。
知らない知識、教養を得たり、仕事でも役立つ知識や、じぶんの失敗はどうして起こったか、どう改善していくかを学ぶことができます。
何よりも、視野や興味の幅が広がりました
そして、中野先生の本の他に、自分の「人生読本」にも出会えました。

大学の卒業式で聞いた恩師の言葉「Read the book」が無ければ、この大切さに気づくことが無かったのかもしれません。

終わりに

現在、まだ休職中のため、沢山読書をしています。
読破していく達成感や、知識を得ることにより、自分がだんだんと変わっていくような実感があります。
ただ、やりすぎは禁物、読書をしすぎて、疲れてしまうこともあります。
そんなことで疲れるなんて、おかしいですが、それが鬱なんですよね。

復職までにできる限り教養や、社会での立ち回り方を学んでおき、再発しないよう、読書を通してスキルアップできるよう、考えています。

また、今後、今まで出会った「人生読本」について、ご紹介できればと思います。

それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

Yun

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