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推し活、迷走中…

私の様子がおかしいです。
ブルーノのライブが終わって約2ヶ月。時間がたてば、浮き足立った気持ちも、少しずつ落ち着いてくるかと思ってました。

違いました。

雑事に追われる毎日に戻れば、こんな気持ちは、適当な隙間に具合よく収まると思ってました。

違いました。

頭の中も、心の中も、ブルーノだけで満たしたくなる衝動を抑えきれないまま、他のアーティストのライブにも行きました。

大阪まで遠征したエドシーランは、とても優しい声で、労わるように穏やかに、素敵な歌をたくさん歌ってくれました。ふわっと気持ちが凪いで癒されました。素晴らしかった。

帰り道で、ブルーノの動画を見てしまいました…。

癒しの神、エド・シーラン!



Queen + Adam Lambert のライブにも、思い切って行ってみました。(これは以前にも書きましたが)初めて知った 美しき怪物アダムの、世界征服級の歌声と輝きにひれ伏し、しばらく意識が飛びました。
イケナイ世界への扉が私の中に埋め込まれ、今も扉の鍵はかかっていません。煌めく宝石や眩しい芸術品を鑑賞するようかのように、時折り、扉を開けたり閉めたりしながら、こっそり眺めています。

間違いなく宝石ですね…



でも、それでも、やっぱり、どうしても、ブルーノへの思いを上書きすることは、できていないんです。
もう、細胞レベルで全身に取り込まれてしまったのでしょうか?

ブルーノに関する何を見ても、何を聴いても、何を読んでも、解像度が上がりすぎて、クラクラする。高揚感と妄想が入り混じった想定外の感情が湧き出して、頭と心を占領してしまう。

ブルーノ、ブルーノ…

だって、まさか自分がアフロ萌えする人間だったとは思ってもみなかったし、あからさまに腰を振るダンスに歓声をあげるタイプじゃなかったはずでしょ!? 

ギターを掻き鳴らす腕に浮き出る筋肉(手関節伸筋群というらしい)や、マイクを握る親指の付け根の膨らみ、グイッと曲げた手首までが、セックスアピールしてくるなんて、知らんし…。

タレ目好きの自覚はあれど、ブルーノの眉毛とくりくりのタレ目がつくりだす三角地帯に理想の角度を見出しては、うっとり見惚れてしまう自分も、もう、何なん!?

挙げ句の果てに、ブルーノのシャツ(たぶんシルク)の裾が、ヒラヒラ、フワフワと風になびくだけで、たまらない気分になり、ブルーノが汗を拭う黒タオル(今回はキティコラボでした) になりたいと思ってるなんて、大きな声で言えません…。(言ってしまった…)

罪深い…

困りましたね…。
病いが重症です。
我ながら、ドン引き。
ご気分悪くなられた方、申し訳ありません…。

でも、推し活って、楽しい。
毎日、妄想と幸福感に彩られて。
歳甲斐もなく、浮き足立って。

自分の "イタさ" は百も承知。
「イタ活」上等!
楽しんでナンボ!
って、開き直ってもいいですか?


…、あれ?  
それなのに、どうして?
胸の中のどこかが、キュウっとするんです。
どこかが、痛い…
どこかが、苦しい…
どこかが、辛い…
奥の奥の奥の方に、涙のスイッチまで…


ああ、これは、"イタい人" が、“痛々しい人” になってしまうやつです。本末転倒。
せっかく手にした楽しみを持て余して苦しむなぞ、もってのほか。
いい歳した大人として、それはイカンのです。


だから、だから、私は、ときどき押し寄せるこのメランコリックな波を、サーファーのごとく乗りこなせるよう、修行を積んでいきたい…。
思い詰めがちな気持ちを昇華させて、迷走する自分の感情をちゃんとコントロールできるように

そう思ってSNSを眺めれば、みなさん、とても推し活上手! あっぱれです!
音楽やライブの楽しみ方やこだわり方はもちろん、ファッションを追求したり、イラストを描いたり、グッズや人形を作ったり、映像を編集したり、etc…

愛情と情熱の前むきな体現が素晴らしい!
憧れと尊敬の念でいっぱいです。

スマホ画面のこちら側から、目をかっ開いて鑑賞し、楽しさのお裾分けをありがたくいただいていることを、ここに告白します。

私もそんな推し活をやっていければいいのにな…。

そんなわけで、突然、人さまのSNSなどに感情暴走気味のコメントなど貼り付けてしまっていたら、本当に申し訳ありません。
何卒、ご容赦を…



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