「感謝と祈り」第169話

世の中に、辛い現実や不幸なことが起こった時に、それを乗り越えていける人と、
いつまでも社会復帰出来ない人がいるそうです。

それは、どういった理由なのでしょうか？

心の傷を抱えた人達に、カウンセリングなどを行なっているカウンセラーの方がこんな事を仰っていました。

それによると、社会復帰ができるか否か、というのは、「ある一点」を乗り越えられるか(理解できるか)にかかっているとのことでした。


その「一点」とは、「不条理」が認められるかどうか、ということなのだそうです。

「不条理」というのは「理屈に合わないこと」「筋道が通らない」ということです。

世の中には、時として、想定外の不条理な事が起こったりします。

大抵の場合は、それは仕方のない事として現実を受け入れ、社会復帰を果たしますが、一部の人は、「自分は何も悪い事をしていないのに、何故こんな目に遭うんだ」と言って、現実を受け入れる事が出来ません。

不条理な事を受け入れるのは、本当に辛い事ではありますが、それによって魂が磨かれ、霊格が上がるきっかけになったりします。

やはり人生は、辛いことも経験しながら、魂の成長をしていく場なのかもしれないなと感じす。

辛い事に出会った時、それさえも受け入れていく、しなやかな心を持ちたいですね。

今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。