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「一張一弛(いっちょういっし)」
(礼記・らいき) という言葉がある。

精神科医の斉藤茂太氏が、座右の銘にしている言葉だそうです。

ことわざに「過ぎたるは及ばざるがごとし」という言葉があります。

「ほどほどに」することで、 仕事でもプライベートでも角が立つのを防ぐことができるのです。

「一張一弛」とは、「ひとしきり張りつめた気持ちで緊張したら、次は弛緩=リラックスさせる」という意味です。

しばらくリラックスをしたら、再び緊張し集中できるような状態になれるのです。

斉藤氏はとある学会で、その場の雰囲気が緊張していたので、この「一張一弛」という言葉を紹介したところ、ずいぶんと好評だったと仰っておられました、

学会など緊張して講演に集中し、それが何時間も続くと、いくらなんでも疲れてしまいます。

緊張も「ほどほどに」という事なのでしょうね。

新しい発想というものは、みんなでない知恵を振り絞っても、出ない時は出ないもののようで、ふとリラックスした瞬間に生まれる傾向があります。

作家や漫画家の先生方も、お風呂の中や散歩の途中で新しい話を思いつき、中にはトイレで座っている時にアイデアが浮かぶという人もいます。

将棋のタイトル戦などは、温泉地のおもむきある宿などで行なわれることが多いようです。

でも、理由があって、激しい戦いを続けて緊張している中で、休憩時間に、窓の外の湯煙が上がる山里の風景を見ていたりすると、閃光のように必勝の新しい手が浮かんできたりするのだという。

緊張とリラックスは表裏一体なのかもしれません。

緊張し、集中した後はリラックスし、次に新しい発想が出来るように、ホッとする時間や場所を普段から作っておく事も大切な事かもしれませんね。

今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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