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「どうやって食っていこうかと、そればかり考える生き方をしていたら、一生涯、食うことばかり考えて終わってしまう。
食うことを考えないでいると、食べ物が向こうからついてくる」


ご紹介した詩は、現代日本を代表する洋画家、野見山暁治氏が、中学生の時、国語の教師から教えてもらったそうです。

野見山氏は、102歳で亡くなりましたが、生前のインタビューでこのような言葉を残されています。

「その時は嬉しかった。食い物が向こうからやって来るなんて。
けれども、自分の人生を振り返ってみて先生の言葉は本当だと実感しています。
ただ絵が好きでそれ以外、何もしなかったから、いろいろないい出逢いに恵まれて、今日まで歩いてくることができたように思います。」

野見山氏はこのように語っておられますが、この方も最初の奥様が、フランスに呼び寄せてから、一年もたたないうちに病気で亡くなり、その後再婚された奥様も、元々体が弱い事もあって、20年前に他界するという、辛い経験もされました。

様々な人生の詩を奏でながら生きてこられた野見山さんですが、いろいろな人たちに支えられながら絵を描き続けられることを、本当に幸せに感じていました。

一つの道を追求しながら、周りの人に感謝の気持ちを抱き、常に前を向いて生きてこられた野見山氏の姿は、素晴らしいなと思います。

私たちも、目の前の事に精進しながら、誠実にひたむきに生きていると、必ず生活に困らないだけのお金や、幸せがやってくるような気がします。

感謝の気持ちで、どんな出来事にも向き合っていきたいですね。

今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。


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