「感謝と祈り」193話

ベストセラー作家で、経営コンサルタントでもある、ジェームス.スキナー氏が、「幸せな結婚」について、こんな事を述べています。

結婚に於いて大切なのは、まず自分一人でも幸せになってしまうこと。

「結婚なんかしなくても、自分一人で幸せ!」 それができたら、次に同じように、一人でも幸せに生きている異性を探す。

そして、その人と結ばれると「幸せな結婚生活」がやって来る。

これが「幸せな結婚の仕方」というのです。

幸せは他者から与えられるものではなく、自分で完結すべきものなのなのです。

しかし、多くの人は、結婚さえすれば幸せになれると思ってしまう。

それは、結婚そのものがゴールになっていて、その先のビジョンがないから、自分の期待通りに相手が動いていかない時に、不幸だと感じてしまう。

相手に依存しているうちは、幸せは手に入らないのです。

病気も、病気が治す事だけを、目標にしていると、中々病気は治らないという。

病気が治った後、美味しい物が食べに行きたいとか、孫と遊びたいとか、前から行きたかった海外に行きたいとか、幸せを感じるようなビジョンがないと、中々病気は治りにくいと言う。

一人でも幸せになる努力をするとは、自律した大人になるという事だと思います。

全てを他人に依存せず、自分の機嫌は自分で取れる、感謝体質の大人になっていきたいですね。

今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。