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 昨日は終戦記念日でしたね。
今日は、あの頃にこんな日本人もいたんだというお話をします。

【敵兵を救助せよ】
これは数少ない資料や生存者の話を元に、是非後世に伝えなくてはと感じたあるジャーナリストが5年に渡る調査を元に、公表した史実です。

戦艦「大和」をはじめ数多くの戦艦を送り出してきた軍港・呉。

本日ご紹介する駆逐艦「雷(いかづち)」も、そんな呉から出撃した軍艦の一つでした。

現代の日本人でこの駆逐艦「雷」の艦長を務めた工藤俊作の名を知る人はそう多くはないでしょう。

工藤は船が沈み海に漂流していた当時、敵対国だったイギリス軍の兵士を救助、手厚く介抱し、戦後はその生存者によって「師」と仰がれた人物です。

「海の武士道」ともいえる彼の生き様は、現代を生きる私たちに勇気と感動を与えてくれます。

危険を顧みず、多くの敵兵を助けた雷の艦長を務めた工藤俊作氏。

昭和17年のインドネシア・スラバヤ沖海戦で撃沈されたイギリス艦船の漂流者422名を救助した帝国海軍の中佐です。

小さな駆逐艦に、乗組員220人の2倍近い将兵を乗艦させた上に、敵兵である彼らをゲストとして厚くもてなしました。

戦闘の最中、危険を顧みず多くの敵兵の救助を決断した工藤俊作という偉大な人物を、同じ日本人として誇りに思わずにはいられません。

番組に情報を提供したのは元英国海軍大尉で、後に駐スウェーデン大使などを歴任したサムエル・フォールという元外交官でした。

ロンドン発のレポートで、彼の名を讃え、彼の功績をもっと多くの日本人に知って欲しいと述べています。

戦争は悲しい出来事ですが、こういう厳しい状況下でも、日本人の武士道を発揮した人もいるという事実を知る事が出来てとても感動しました。

二度と悲惨な戦争を起こさない為にも、日本の武士道を改めて心に刻みたいと思います。

今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。





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