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感謝と祈り🍀

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少しでも自分に自信を持って、楽しい日々をみんなに過ごして欲しい・・・。そんな思いを持って、毎日ひと言ずつ、私がいいなと思った言葉を紹介しています。 みんなが根っこでつながっている…
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2024年6月の記事一覧

「感謝と祈り」第757話

皆さんは人の長所を見つけるのは得意ですか? 実は、自分の長所を見つけるためには、他人の長所を探すのが一番好都合なのです。 どんな人にも、必ず一つや二つは良いところがあるはずです。 どんなに苦手で、近寄りたくないと思った人であっても、「足が早い」とか、「話が上手」とか、「絵が得意」とか、必ずその人の持っている長所があるはずなのです。 それを、出来るだけ多く見つけるようしていくと、自分の周りにはすごい人だらけになりますね。 これを「カラーパス効果」と言って、「赤」をイメ

「感謝と祈り」第756話

『山高きが故に貴からず。  樹有るを以て貴しとす。 人肥たるが故に貴からず。 智有るを以て貴しとす。』 (解説) 山は高いからといって 価値があるわけではありません。 そこに樹があるから価値があるのです。 人は恰幅がいいからといって 尊敬されるわけではありません。 智があるから尊敬されるのです。 これは『実語教』で一番有名な言葉です。 しかし近年、見た目を重視する〝ルッキズム’が問題になっています。 テレビの情報なのですが、見た目を気にするあまり、10代でプチ整形

「感謝と祈り」第755話

今日は心に残り、以前から書き留めておいた言葉を紹介します。 この言葉が、あなたの日常に少しでもお役に立てば嬉しいです。 『陰口を言われたら、あなたの勝ちです。 あなたはそれほど周りの人にとって価値ある人間なのです。 陰口を言う人間の劣等感に振り回される必要はありません。 あなたのことをどう思うのかは他人の課題であり、あなたの課題ではありません。 後ろめたいことが無いならば、 自分の目的を追求しましょう。』 byアルフレッド.アドラー . 「ただ誹られるだけの人、 またた

「感謝と祈り」第754話

『偶然の一手に委ねよ。』 白取春彦氏の心に響く言葉より… 誰でも自分のこれまでの人生を振り返って観察してみれば、いかに人生の要所要所においてさまざまな偶然が起きて今の自分をつくってきたかがわかる。 何もかもが絶妙にからみあい、全体を形成しているのです。 このことをはっきり自覚すると、いたずらな不安は消えて自然と楽観的になれるという。 これからもそうであろうとわかってくる。 欲しいものはなんらかの形でいつか手に入り、おざなりにするものは失われていくのです。 舩井幸雄

「感謝と祈り」第753話

『たま【玉】 磨かざれば光なし』 このことわざを聞いたことはありますか? どんな玉でもみがかなければ美しい光は出ない。だから人間もいくら素質があっても、錬磨しなければ立派な人間とはならないことをたとえています。 『玉みがかざれば器を成さず。』 (出典:実語教) また、この中には、学びは一生の宝となり、自分の中に積み上げた智はいつまでも残るものだという記述があります。 確かに、死後のあの世には財産も、住宅も、車も生前集めたものは何一つ持っていけません。 生前集めたものは

「感謝と祈り」第752話

作家の本田健氏は、自分が困ったとき、「仮想メンターグループ」に相談するといいます。 メンターとは、人生を導いてくれる先生という意味ですが、現在すでに亡くなっている人でも構わないそうです。 仮想メンターなんて、とても面白い発想だと思いませんか? 心のメンターとでも呼べる歴史上の人物を勝手にアドバイザーにすれば、時間とは関係ない世界に住む彼らは、いつでも集まって来てくれて、話を何時間でも聞いてくれるといいます。 本田健氏のメンターは、ガンジー、キング牧師、坂本龍馬、勝海舟

「感謝と祈り」第751話

【 金がないからできないという人は   金があってもできない。】 これは、小林一三氏の言葉です。 小林一三は、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、阪急電鉄や東宝、宝塚歌劇団などを起こした大実業家です。 もともとはサラリーマンだった一三氏が 独立して、箕面有馬電気軌道を創立したのは、1907年34歳の時だったそうです。 電車事業は、沿線の住宅開発を併せて行うという斬新なアイデアで発展を遂げていきます。 しかし、小林氏は、それだけではなく、 やがて電車事業を中心に百貨店

「感謝と祈り」第750話

人間の体を動かす指令系統は「か・が・み」の三種だと小林正観氏は仰っていました。 🍀一番目は、運命を司る「河(か)」。 🍀二番目は、好き嫌いの感情を司る「我(が)」。 🍀三番目は、体を司る「身(み)」。 そして、「我」から生じる悩み・苦しみをなくすと「かみ」になるといいます。 人間の体を動かす指令系統には「かがみ」の法則があるのです。 「河」というのは「流れてくるもの」のことで、「宇宙の示唆」として「あれをやりなさい」「これをやりなさい」という天命が運ばれてくるのだ

「感謝と祈り」第749話

日常の中で、イライラしたり、不満に思うことなんて山ほどありますね。 それは違うと反論したいという気持ちになって、怒りが込み上げてくる場面もあるでしょう。 実はそんな時に、有効な対処法を教えてもらいました。 それは、一旦自分の気持ちは置いといて、こんな風に考えてみるというものです。 🍀「いったい彼らはなにをやってるんだろう」から「彼らはなにを教えようとしているんだろう」に視点を変えればいいのです。 その時に、自分を野蛮人だと思い、相手を文明人だと仮定してみるのです。

「感謝と祈り」第748話

人に認められると気分が良くなり、人から賞賛されないと落ち込んでしまう人は多い。 しかし、人に認められたいという願望は一種の中毒であり、麻薬の常用と似た危険をはらんでいると、ジェリー.ミンチントン氏は指摘しています。 一定量を服用し続けないかぎり、気分が悪くなって自己嫌悪におちいるからです。 人に認められようと躍起になって日々を過ごすのは、とても疲れる生き方だともいえるでしょう。 では、人に認められようとする習慣をやめるには、どうすればいいのでしょうか? 確実な方法は

「感謝と祈り」第747話

今の人達は、SNSなどいいねの数がいつもより少なかったりすると、気分が落ちるという人がいます。 他にもラインなど、既読がつかず、スルーされたりすると、必要以上に悩んでしまう人もいる。 でも、本当は多くの人から好かれる必要なんてないのです。 このことから考えても、人は周りからどう見られているか、気になる人が多いのかもしれません。 その点、今の20歳前後の若者たちに、人間関係を築く上で大事にしている基準はなにかと問うと、「バイブス(vibes)」という答えがかなりの確率で

「感謝と祈り」第746話

河合薫氏が「肩書」についてこう述べています。 『定年後、孤軍奮闘した「古戦場」を訪れたり、その界隈をさまよう人は実に多い、と。 長年の間、慣れ親しんだ場所への懐かしさに加え、かつての人間関係の中に居場所を確認しようと心が無意識に動く。 人間にはアイデンティティー(自己の存在証明、存在意義)を探索する欲求があるため、楽しかった過去の人間関係に安寧を求めるのだという。 ところが現実は、全く逆なのです。 「昔の肩書にしがみつく元上司」 「元部下に仕事の指示をしてうるさがら

「感謝と祈り」第745話

コメディアンの萩本欽一さんは、人生で一度も苦労した事がないと言う。 そして、ここで面白いのは、萩本欽一氏は人生は引き寄せるものではなくて、 「人生は来る」もの、だと言います。 「人生は来る」と考えると楽しいし、正面からプレゼントがこっちに向かってやってくるような感じがすると言う。 プレゼントの中味は、楽しいことだけとは限らないかもしれないけど、何かが来るんだ、と思っていれば、ちょっとした心の準備が出来るから。 「人生には辛いことも来る」と聞いたら、その辛さは自分だけじ

「感謝と祈り」第744話

ある修行僧が、目上の和尚さんにこんな質問をしたそうです。 「私はまだ新米で、どんな風に修行をしていったら良いか、迷っています。 是非ご教示をお願いします。」と。 するとその和尚さんは、「朝ごはんを食べたか?」と聞きました。 「はい」と答えると、和尚さんは、 「では、台所に行って、自分の食べた茶碗を洗って来なさい」と答えたそうです。 一見、当たり前のような事を答えたように見えましたが、その修行僧はハッとして、直ぐに茶碗を洗いに行ったそうです。 そう、凡事が禅だという事