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感謝と祈り🍀

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少しでも自分に自信を持って、楽しい日々をみんなに過ごして欲しい・・・。そんな思いを持って、毎日ひと言ずつ、私がいいなと思った言葉を紹介しています。 みんなが根っこでつながっている…
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2023年6月の記事一覧

「感謝と祈り」第391話

小説家の井上靖さんの言葉に、「努力する人は希望を語り、怠ける人は不満を語る」というのがあります。 これって素晴らしい言葉だと思います。 昔から日本は言霊というくらい、言葉を大切にしてきた民族です。 短い言葉の中に、深い説得力があります。 大体、昔話を自慢して、昔は良かった…と自慢話をする人は、現在の状況に不満を抱いています。 同じ出来ないことでも、希望を語るのと、不満を語るのとでは、意識の中で大きな違いがありますね。 「悲観主義は気分によるものであり、楽観主義は意

「感謝と祈り」390話

命の質は社会的地位や職業とはまったく関係ありません。 それは、生きている間にどれくらい多く楽しんだか、喜んだか、充実したか、満足したかによって決まると、苫米地(とまべち)英人氏は言います。 では、何が命の質を決めているのでしょうか。 それは、その人の「脳の若さ」です。 あなたがいま、楽しいことや嬉しいことをたくさん行っているとすれば、「そうしなさい」と命じているのは脳にほかなりません。 逆に、あなたがいま楽しくない毎日を送っているとすれば、それも脳が「そうしなさい」

「感謝と祈り」第389話

ペンシルロケットの開発者であり、 「日本の宇宙開発・ロケット開発の父」 といわれる糸川英夫博士。 その薫陶を受けた的川泰宣氏が話された 「独創力を発揮するための三条件」を ご紹介します。 糸川英夫博士は、第一にこんな事を仰いました。 どんな事でも、独創性を発揮する為には、一度決めたことはなんとしてでもやり遂げるという強い意志を持たなければならない。 石にかじり付いても絶対にやり遂げるという、地道な努力が何よりも必要だと仰っています。 第二は、過去に自分が目指す分野に

「感謝と祈り」第388話

私達は、色々な場面で、知ったかぶりをして、相手の話に口をはさんでしまったり、教えようとしたりしてしまう。 それは、「相手より優位に立ちたい」とか「見栄をはる」「優秀だと思われたい」などの心理が深層にあるからだという。 わざと難しい言葉を使ったり、自分の知ってる知識を披露したり、相手の間違ったことを指摘したり、教えたりしていないでしょうか? 知ったかぶりの人は、まわりからは偉そうに見え、結局は嫌われてしまいます。 また、自分が無知だと思われたくないため、知らないことを素

「感謝と祈り」第387話

人と人が触れ合うのに大切なのは、礼をわきまえる事だと思います。 そして礼の中でも大切なのは、「挨拶をする」という事ではないでしょうか? 挨拶にはじまって挨拶に終わるということは、人とコミニケーションを取る時に、本当に必要な事ですね。 この挨拶には、大切なことが3つあります。 その1つは「時の宜しきを得る」ということだそうです。 人間の心というものが最もよく表れるのは眼です。 目は口よりもものを言う。 だからお辞儀をするときには、はじめに相手の目をよく見て、そして頭

「感謝と祈り」第386話

顔からその人の素質や性格を割り出す「観相学」で知られる藤木相元さん。 「人生は運であり、運は顔が支配し、顔は脳が育てる。」 達磨大師が説いたこの「観相学」を研究して、もう60年近くになるそうです。 達磨大師は、「肉体は脳の影、現象は心の所見」と言っています。脳には「脳相」があり、これが「顔相」になって現れるのです。 これを受けて嘉祥大師はこう言っています。 「人生を左右するものは『運』であり、その運を支配するのは顔である。そしてその顔を作り上げるのは『脳』である」…

「感謝と祈り」第385話

時折、ニュースになる権力者たちの「失言」は多くの場合、何か面白いことを言おうというサービス精神から出た結果である事が多いようです。 もちろん、そこで当人の差別意識などが露呈するのは自業自得ですが、どんどん「うっかり」が許されない世の中になってきています。 言葉の重さを意識するあまり、たとえ酒席であっても、本音を言うことが少なくなってきました。 では、こういう時代を楽しく生きるために何が大切になってくるか? それは本音を言い合える友人にほかならないと賢者は教えてくれます

「感謝と祈り」第384話

人とうまくやっていく能力は、成功者に共通する最大の資質であると言われています。 複数の研究で、人生の成功の85パーセントまでが対人技術と好感度によることがわかっています。 実際、カーネギー研究所によると、仕事の成功の中で技術的な訓練や知能が占める割合はわずか15パーセント程度で、残りの85パーセントは人とうまくやっていく能力にあるという。 科学技術が発達した現代では、人と人とのつながりが希薄になり、絆を求めている人が本当に多いという。 初対面の人が、相手の人に与える第

「感謝と祈り」第383話

人間は、忘れる動物ですが、これは実に便利な能力であると、精神科医の斉藤茂太氏は仰っています。 何故なら、イヤなことがあっても、翌日には忘れられるからです。 腹立たしいことがあっても、いつまでも覚えているものでもありません。 年をとると、だんだん物忘れにも拍車がかかるが、これがまたすばらしいメカニズムなのだそうだ。 辛いことや嫌な事をいつまでも覚えていたとしたら、毎日が憂鬱な気持ちになってしまうでしょう。 忘れてしまう能力があるから、私たちは前を向いて、悲しみを乗り越

「感謝と祈り」第382話

【自分を育てるための3つのアプローチ】 致知出版社「人間力メルマガ」より、今野華都子(タラサ志摩スパ&リゾート社長)さんの言葉をご紹介します。 今野さんは、洗顔を通して、人間として前向きに生きる姿勢を、日頃から教えているそうです。 今の化粧品はよく出来ていて、昔なら汗で簡単に取れたものが、洗い方をきちんとしないと汚れがうまく取れないそうです。 でも洗いすぎても、肌本来の機能を崩してしまうので、ゴシゴシ洗う事は、肌を痛める原因になります。 そして、きちんと洗っても、今

「感謝と祈り」第381話

全日空(ANA)で24年間、客室乗務員を務め、天皇皇后両陛下や各国要人のVIP特別機担当として活躍してこられた里岡美津奈さん。 CAとして最前線で活躍してこられた里岡さんには、チャンスを呼ぶ3つの習慣があったといいます。 最初は、何故自分が特別機の担当として、訓練の第1期生に選ばれたのか、全く予想もしていなかったといいます。 上司に直接尋ねても、特にこれといった明確な答えは見つからない。 でもそんな中で、「いつも〇〇である」と仰った「いつも」という上司の言葉にハッとし

「感謝と祈り」第380話

先日、「沢山感謝のできる人が本当に幸せな人」というお話をしました。 幸せになるには、目の前の事に関して、文句を言わず、常に感謝の気持ちでいる事が求められますね。 さて、皆さんは自分の周りの人の事を、どのように見ておられるでしょうか? 「私の周りには、感じのいい人ばかりが集まっている」と思ったとしましょう。 そういう見方をしていれば、今後も実際にその人の周りには「感じのいい人」が多く集まってくるようになります。 反対に、目の前の人に対して「この人は感じ悪い」とあらさが

「感謝と祈り」第379話

「魂」は生まれ変わりを重ねながら成長していきますが、「魂」が成長できるのは、「肉体を持ったときだけ」と、小林正観さんは仰っています。 本当かどうかはさておき、どうやら私たちの体は「魂」だけで過ごしているときは、「事件」が起きず、とても楽な状態であるため、成長しないようになっているらしいのです。 信じたい人だけ、信じて下さいね。 誰も魂の状態の時を覚えている人はいないのですから。 でも、私は人間の生まれ変わりはあると思っています。 そして、魂の進化の為に、この世に肉体を

「感謝と祈り」第378話

【直観力は経験の多さから生まれる】 作家の井上裕之氏の言葉です。 人生は選択の連続ですね。 でも、どっちにするか迷った場合、最後はどんな場合でも、直感で決める事が多いと井上氏は言う。 けっきょく最後は「勘」なのかと思う人がいるかもしれませんが、井上氏は「直感」と 「勘」は違うというのです。 「直感」が人生の経験値から生じるものであるのに対し、「勘」とは、根拠のないあてずっぽうな感覚だと分別しているのです。 自分の強みだけを生かして進もうとするのではなく、若い時はとに