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感謝と祈り🍀

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少しでも自分に自信を持って、楽しい日々をみんなに過ごして欲しい・・・。そんな思いを持って、毎日ひと言ずつ、私がいいなと思った言葉を紹介しています。 みんなが根っこでつながっている…
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2022年9月の記事一覧

「感謝と祈り」第118話

永年、スポーツや経済界で能力開発のために尽力されて来たサンリ会長の西田文郎さんは、運とツキは違うとおっしゃいます。 どのように違うかというと、たまたま良いチャンスに恵まれて、それを生かした時に、あの人はツイていたという事で、運とは、本当に努力した人にしか巡ってこないものなのです。 だから、成功した若き経営者でも、ツキは持っているかもしれないが、運はあまり感じられない..という人もいる。 「苦しみを克服した人にしか“運”はないんだ」と若い時に、西田氏は師に教わったそうです

「感謝と祈り」第117話

「心ここに在らざれば、  視れども見えず、  聴けども聞こえず、  食えどもその味を知らず。」 古典『大学』より これは、人生の中でとても大切な事を教えてくれるように思います。 真剣に生きようとする心がなかったら、真理が近くにあっても、それに気付くことはないという事を示しています。 そして、真剣に生きる事と共に、大切な事が他にもあります。 第二は「恩を忘れず、恩を返す」こと。 受けた恩を忘れないで 必ず返そうとする姿勢に、 宇宙の真理が味方するのです。 第三は「い

「感謝と祈り」第116話

「人生はあなただけのものなのだろうか?」 そうじゃない、とトム.ラス氏は言う。 「自分以外の人に一体何ができるだろう?」と考えて生きていくべきだと。 そこに早く気がつけば気がつくほど、あなたができることは増えるのです。 誰もが人生に必ず終焉がやって来ます。 でも、あなたが残したもの… あなたが誰かの為にやってあげた行動や、 優しい言葉かけ、思いやりは決して消えないのです。 そしてわかったのは、幸せになるためには、自分の幸せだけを追い求めていてはいけないということ。

「感謝と祈り」第115話

人は、亡くなって、あの世に持っていけるものが2つあると言います。 一つは、人に与えた喜び。 もう一つは、人に与えた悲しみ。 どんなに大きな家も、高級な車も、毎日愛用している物も、社会的な肩書きや、地位や名誉も、あの世には持っていけません。 しかし、人に与えた喜びや悲しみは、人々の心に残ります。 そして、その人を思い出してくれる人が一人でもいる限り、その人は生き続けているのです。 仏教では、死ぬ前に浄玻璃の鏡の前に立つと言われています。 その鏡の前に立つと、人に与

「感謝と祈り」第114話

ある著名な方が、有望な若手に次のようなアドバイスをしていました。 「普通の人生を送るのなら、決められた時間に決められたことだけやればいい。 会社から行かされる勉強会や研修なども、ダラダラ参加すればいい。 しかし、人との違いを生みたいのなら、就業時間外の時間も仕事や自己研鑽しなければいけない。 就業規則時間内だけ働いて成功するわけがない。 他者と同一の基準で仕事をするのは、最低レベルの人。 大量の仕事と勉強、スキルアップをしないと一流にはなれないよ」.…。

「感謝と祈り」第113話

『幸福を感じるのには童心とか、無心とか、 素直さとか言うものが必要である』(武者小路実篤) 大人になればなるほど、童心や、無心になること、素直さというものが薄れてきますね。 自分に自信がなかったり、疑い深かったり、弱みを見せられなかったり、謝ることができなかったり、プライドが高かったり、甘えがあったり、過剰防衛だったり、カッコをつけたり、するからです。 「素直」の反対は、頑(かたく)な、ひねくれた、意固地、強情(ごうじょう)、偏屈(へんくつ)、意地っ張り、などです。

「感謝と祈り」第112話

ついている人は、口から出てくる言葉がすべて肯定的です。 どんなピンチになっても、そこから肯定的なことを探し、肯定的なことを言います。 松下幸之助さんの、若き日のこんなエピソードがあります。 松下幸之助さんは、15歳の時に海の上にあるセメント会社にアルバイトに行っていました。 その会社には、船で通勤していたようです。 ある日、仕事の帰りに船着場で、船を待っていると、一人の男性が船着場で足を滑らせ、たまたまその場にいた松下さんの肩にしがみついた為、二人とも海に落ちのだそ

「感謝と祈り」第111話

人生は自分の思い通りにはならないもの。 人生は諸行無常、終わりが必ずあり、全てが変化していくから、それを意識して、日々を大切に生きる必要があります。 年齢を重ねていくと、よく生きている人と、そうでもない人の違いが露骨に表れるようになります。 長い人生の中で、一方は好循環を、他方は悪循環を起こすので、どんどん差が開いていく。 この差の根幹にあるのは何かというと、 知性と教養だと楠木健氏は仰っていました。 自分を客観視し、世の中での自分を俯瞰して、具体的なことごとの背後

「感謝と祈り」第110話

若いころは夢や希望を持ち、何かを得たいと思うもの。 そのパワーやエネルギーが強ければ強いほど、それが原動力となって前へ前へと突き進み、頑張るといったことが追い風になるでしょう。 ところが、人生は折り返し地点を過ぎると風向きが一気に変わる時がきます。 今まで追い風だったエネルギーや力が突如として向かい風となる。 何かを得たいと望めば望むだけ、求めれば求めるだけ、向かい風は強さを増していくのです。 そうなったときにどうすればいいのか? 「執着やこだわりを捨てる」ことで

「感謝と祈り」第109話

人を癒すのとは反対に、人を嫌な気持ちにさせたり、テンションを下げるような人がいます。 本人は褒めたり、冗談のつもりでも、ちょっとした心無い言葉で、相手を傷つけたり、心を冷やすような人です。 つまり、無神経な人です。 さて、無神経な人とは、どういう人の事でしょうか? それは、頼まれていないのに、アドバイスを勝手にして、自分の意見を押し付けたり、デリカシーのない事を言ったり、触れて欲しくない事を、平気で聞いてきたりする事です。 冗談ぽく見せかけて、相手の事を馬鹿にしたり

「感謝と祈り」第108話

実業家の斎藤一人さんは、人に会う時は、 「愛のある言葉を持って出かけるといいよ」と言っています。 人の気持ちに寄り添う素敵な言葉が、世の中には沢山ありますね。 病気を不安がっている人には「もうじき普通の生活に戻るよ。 安心してね。」とか、 介護の中、疲れている人には「あなたは十分、よくやっていますよ。」とか、 友人が何かに挑んでいるときは「君ならできる、大丈夫だよ」 とか、 何かに悩んでいる人には「そのことで何かを学んでいるんだね。経験したことはダイヤモンドに変わる

「感謝と祈り」第107話

昨日も触れましたが、今日は自己重要感について更に補足したいと思います。 人は誰でも、自分が話をしたくて仕方がない、という性質を持っています。 自分を認めてもらいたい、自己重要感を高めたい、という思いでいっぱいだからです。 しかし、その気持ちを抑え、自分ではなく、相手の自己重要感を高める必要があるのです。 相手の自己重要感を高めるとは、相手を立てるということです。 そのためにまず大事なのは、相手の話をとことん聞くことです。 いわゆる、「傾聴」の姿勢ですね。 それが

「感謝と祈り」第106話

コミュニケーション上手になるためにはどうすればいいのか、悩む人は多いのではないでしょうか? もし、それに対する解決法があったら、皆さんは知りたいと思いませんか? よく、みなさんの中には「私は口下手だから」「人とのつき合いが苦手で」という方もいるかもしれませんが、関係ありません。 コミュニケーションが上手になる、すべての人に共通するやり方は、ただ一つだけだと精神科医の西脇俊二氏は言います。 それは、“相手の自己重要感” を上げること。 自己重要感とは自分がまわりの

「感謝と祈り」第105話

私たちは、人生100年時代を生きていきます。 退職してから30年、もしくは40年も過ごすことになる人生です。 随分と時間があると思いませんか? さて、あなたならどんな人生を歩もうとなさるでしょうか? 世界的に注目される長寿大国の日本でどう生き抜くのか、私たちは試されています。 この未曽有の長寿社会を生き抜く現実的な解決策の一つは、できるだけ長く働き続けることだという記事を最近読みました。 私もその意見に共感します。 自分の持っている能力を、何かの形で社会に還元す