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感謝と祈り🍀

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少しでも自分に自信を持って、楽しい日々をみんなに過ごして欲しい・・・。そんな思いを持って、毎日ひと言ずつ、私がいいなと思った言葉を紹介しています。 みんなが根っこでつながっている…
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2022年7月の記事一覧

「感謝と祈り」第57話

斎藤一人さんは「振動数」についてこう語っています。 『すべての物には固有の“振動数”があります。 金でも銀でも、すべての物質はエネルギーの塊であり、固有の振動数を持っているんです。 そして、分解すると全てエネルギーに変わるといい、人間だけが「振動数」を変えられるのだと仰っています。 人を変えようとしても、殆どの場合、変える事は出来ないし、変えようと無理をすると、自分の周波数を下げる事になってしまいます。 すると、怒っている人に嫌な事が起こるのではなくて、周波数を下げ

「感謝と祈り」第56話

米大リーグ通算3089安打という偉業を成し遂げた世界のイチロー選手。 超一流と言われているイチロー選手に、イチロー選手の専属打撃投手を長年努めてきた、奥村幸治さんが、ある時、メンタルの鍛え方について、イチロー選手にこんな質問をしたそうです。 「これまでに、これだけは絶対誰にも負けていないと胸を張って言える努力って何ですか?」と。 すると彼はこんな風に答えたそうです。 「高校の時に寮に入っていた3年間、僕は寝る前の10分間素振りをしていました。そしてそれを1年365日、3

「感謝と祈り」第55話

「出る杭は打たれる」という言葉があります。 人から打たれる(批判される)ということは、目立ってきたということです。 その他大勢から一歩抜きんでた存在になったということかもしれません。 つまり、嫉妬されたり、うらやましがられているということです。 逆に言うなら、批判されないということは、誰に注目もされていないし、相手にもされていないということです。 でも、誰かから批判をされると辛いし、中にはSNSなどで中傷を受けて、自殺までする若者がいます。 若者が誹謗中傷を苦にし

「感謝と祈り」第54話

「人生は心一つの置きどころ」 これは中村天風氏の言葉です。 偉大な人たちは等しく、いかなる事態に出遭っても心を常にプラスのほうに転じることに習熟していた。 どんな苦労やアクシデントが起きても、 それをチャンスに変えて、決して諦めない姿勢で臨んだのです。 又、小林正観氏はこんな事を言っています。 「幸も不幸も、勝ちも負けも、成功も失敗も、敵や味方も、全部自分が決めている。」と。 自分がそう決めなければ、敵も味方も、成功も失敗も、勝ちも負けも、幸も不幸も全部宇宙には存

「感謝と祈り」第53話

44年前に、空手道場を立ち上げ、空手だけではなく、「論語」などを通じて、人間学を学ぶ「瀬戸塾」を立ち上げた、瀬戸謙介さんという方がおられます。 瀬戸さんは、その塾を通じて学んだ子は、空手だけを学んでいる子より、明らかに学校の成績が上がるのだといいます。 それは何故なのでしょうか? それは、そこで学んでいる子、全員が「君子になりたい」という志を持って勉強しているからだと言います。 人は、就職や金儲けといった、自己満足の世界でなく、世のため人のため、天下国家の役に立つ人間

「感謝と祈り」第52話

「人の見方」というのは、それぞれの立場でまったく違います。 仏教に、「一水四見(いっすいしけん)」という言葉があります。 同じ水を見ても、餓鬼は火炎と見る、天人は宝石と見る、人間は水と見て、魚はすみかと見る。 これは、それぞれの立場や状況が違うと、感じ方や、見方が全く変わる事を意味しています。 だから、全ての人から好かれようとしなくてもいいのです。 例え、一部の人から好かれなかったからと言って、落ち込むのはマイナスにしかならないし、悩むだけ時間を無駄にしてしまいま

「感謝と祈り」第51話

私たちは、どうも自分の裏の部分は語りたくないものです。 裏の部分というのは、虚栄心や弱さ、心配事、悩み、隠している憤りなどですね。 良く知った人には出せても、初めて会うような人には隠したいという心理が働くものです。 人は誰でも誤解されたくないし、嫌われたくないと思います。 でも、裏の部分を見せることによって、光輝く人がいるのです。 中村文昭氏は「失敗はネタになる」と言います。 普通、人は自分の弱点を隠そうとします。 でも、その弱点をネタとして人に話せるようになっ

「感謝と祈り」第50話

先日「人生を楽しむにはどうしたら良いか」という事について、私なりの提案をしました。 本日も、樺沢紫苑氏の言葉から引用させて頂きますね。 精神科医の樺沢紫苑氏の患者さんに、学校の校長先生がいたそうです。 その方は、地域社会にも貢献していて、まじめで、人格者で、60歳で退職してから、老後を楽しもう、という矢先に認知症になってしまったそうです。 樺沢氏は、同じような例をたくさんみてきて思ったことが、「病気になったら、後からは楽しめない」という事です。 後から楽しむのではな

「感謝と祈り」第49話

リーダーにとって大切な資質って、何でしょうか? 冷静さ、積極性、指導力、決断力、人間的な魅力.…。 色々考えられますが、やはり目先だけの事にこだわらず、全体を俯瞰して見れるかどうかという事ではないでしょうか? ジュリアスシーザーは、こんなことを言いました。 「多くの人は見たいと欲するものしか見ない」 同じようなことをゲーテも言っている。 「人間は自分の聞きたい言葉しか聞かない」 このように、一般の人が陥りがちな、危うさをはっきりと指摘しています。 常に全体を見

「感謝と祈り」第48話

皆さんは、今世を楽しむ1番の方法は何だと思いますか? よく、何でこんなに貧乏な家に生まれたんだろう?…とか、 何でもっと美人に生まれなかったんだろう…なんて文句を言う人がいますよね。 気持ちはとてもよくわかります。 人生は平等でない時もあるのだと思います。 でもね。 自分の意思で、自分の両親や、境遇や環境を選んで生まれてきた、と思えば、文句をいう訳にはいきません。 そして人間関係において大事なことは、「他人を変えることはできない」、ということです。 他人を変えようと

「感謝と祈り」第47話

今日も賢者の言葉をご紹介します。 それは、2年7ヶ月という短い期間で、 JALを再上場に導いた稲盛和夫氏の言葉です。 それは、「意識が大事」だということです。 稲盛氏は、JALの3万人以上の社員を入れ替えることなく、社員の「意識を変える」ことを徹底したそうです。 稲盛氏の語る意識とは、おおよそ二つに大別されると言います。 それが、主人公意識と被害者意識である。 何事にも 「させられている」 「してくれない」 「すべてを他人のせいにする」 のが被害者意識である。 こ

「感謝と祈り」第46話

精神科医の樺沢紫苑氏は、このようにおっしゃっています。 「人生は楽しむためにある」のだと。 自分にとって、「楽しい」ことを積極的に見つけて、新しいことにチャレンジしていく。 「楽しい」ことを発見したり、増幅したりすることで、人生が圧倒的に楽しくなることは、間違いありません。 逆に「楽しい事が一つもない」という人が、精神疾患の予備軍になると言われています。 人生の中に楽しい事が見つかると、うつ病にもなりにくいし、自殺を考える人も減るのではないでしょうか? とはいえ

「感謝と祈り」第45話

心理学の言葉に「カラーバス効果」というものがあります。 カラーバスは「color(色)」を「bath(浴びる)」という意味ですが、色に限らず、様々な事象や意識、イメージでも起きます。 たとえば、赤い車が欲しいと思っていると、やたら走行している赤い車が目に飛び込んで来たり、旅行に行きたいと思っていると、自分の行きたいような場所の映像がTVから流れて来たり.… 皆さんもこんな経験はないでしょうか? 「人はある特定のことを意識すると、その関連の情報が飛び込んでくる」というこ

「感謝と祈り」第44話

皆さんは「約束」について、どのように考えておられますか? 身内や、親しい友人に対して、小さな約束を蔑ろにしていませんか? 「約」という漢字の「糸」は「人とのつながり」を表します。 また、「勺」は「明らかにする」という意味ですね。 すなわち「約」とは「人との関係を明らかにする」ということになるのです。 約束を守るか守らないかで、その人の誠実さが試され、「人間性」や「信用」にも関わってくると思います。 その一つが、「時間」に対する事です。 どんな約束であっても、時間に