「感謝と祈り」第51話

私たちは、どうも自分の裏の部分は語りたくないものです。

裏の部分というのは、虚栄心や弱さ、心配事、悩み、隠している憤りなどですね。

良く知った人には出せても、初めて会うような人には隠したいという心理が働くものです。

人は誰でも誤解されたくないし、嫌われたくないと思います。

でも、裏の部分を見せることによって、光輝く人がいるのです。

中村文昭氏は「失敗はネタになる」と言います。

普通、人は自分の弱点を隠そうとします。

でも、その弱点をネタとして人に話せるようになったとき、一回り大きな人間になれるということです。

皆さんは、自分の失敗を人に語る事が出来ますか？

弱点を語る事が出来るようになれば、そのことによって返って信頼が増し、逆に応援されたり、賛同してくれる人も現れるかもしれません。

どちらにせよ、表も裏も表裏一体なのだから、堂々と語れる生き方をしたいものですね。

今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。