【感想】『ハーバード式ロジカル英語』青野仲達、秀和システム(2016年)
英会話を習っていたとき、外国人の友達と話していたとき、
「文法は違うけど、言いたいことはわかるよ」
と言われていました。
構文の作り方が違ったのかな?と思っていたのですが、
この本を読んで原因がわかった気がしました。
日本語で伝えたい内容を考えてから英語に直す。
だぶんこれが原因かと。
日本語⇨英語だと、文章や会話が長くなってしまいます。
長くなると、何を伝えたいのかがぼやけてしまいます。
この本では東大生とハーバードビジネススクール(HBS)生が書いたエッセイを比較しながら、どうやったら相手に伝わるかを解説しています。
頭のいい生徒さんなので、難しい単語とか出てくるのかなと臆していましたが、実際はそんなことなく、中学レベルの単語でエッセイが書かれていました。
英語は日本語と違い、空気を読むことがありません。なので、きちっと伝えなければと、ついつい使う単語が多くなってしまいがちです。
しかし、短いセンテンスで意図がはっきりしていれば、それだけでわかりやすいのです。
言いたいことは何か?
そこを明確にしていけば、使う単語数を減らしていくことができます。
たくさん話したあげく、
「つまりどゆこと?」
と返されることほど悲しいことはありません。
聞き役にまわるのではなく、対等に話せれば、外国人と話すのも楽しくなります。
自分の考えを持って、それを伝えていけば、コミュニケーション力はもっと深いものになると思います。
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